流行りものに弱いという訳ではないが、良さそうなものなら使ってみたい。ということでイタリアワインとグルメ食材の店トスカニーさんから届いた「直輸入 アルモソーレ グレープシードオイル」を試してみることに。葉っぱは関係ありませんグレープシードオイルは近頃話題だ。料理番組なんかでもよく耳にする。ブドウの種から抽出されるオイルで、コレステロール0%、トランス脂肪酸0%、ポリフェノールやビタミンEが豊富らしい。また、沸点が高いため、加熱してもいい温度が高く、炒め物や揚げ物まで幅広い用途使えるとのこと。普段はキャノーラ油を使っているが、違いがあるのか。どれ、さっそく。年季の入った鍋、お見苦しくて申し訳ない指で触ってみると、けっこうサラッとしている。においも特に感じない。いつも作っているものなら違いが分かり易かろうと、チクワの磯辺揚げ。おおっ、自分はこんなに天ぷらが上手かったっけ。からりと揚がった。味わいもさらりとしていて、シイタケもべっちょりとならない。好印象である。(正直、油が新しいというのも要因の一部にあると思うが)そうそう、油の良し悪しが分かりやすいのはコレに限る。天かすを食べてみる。天ぷらの上手い店で分けてもらう天かすは美味しいもの。天かすご飯。天かすに温かいめんつゆをかけて、サクサクを食べるのが美味しいところだが、さて、グレープシードオイルの天かすは…冷めてもサックリとしている。脂臭いという感じもなく美味しい。この日はたまたま青海苔入りの衣だったので、なお美味しいのだった。ところでこのオイル、沸点が高いので炒め物にも良いとのことなので後日、試してみた。オイルの風味等が分かりやすいようメニューは豆腐ともやしのチャンプルー。よ〜く水抜きした豆腐に焼き目をつけてから、もやしなどを炒める。さらさらと油の周りがよく、軽快に段取りが進む。出来上がりも上々だ。豆腐ともやしの風味が新鮮な、美味しいチャンプルーの出来上がりとなった。試しに使ってみたということで、天邪鬼の自分としては何か言いたいが、どうやらケチのつけようが見当たらない。このオイルならドレッシングにも良さそうだ。元来、揚げ物が好きな自分。こんなものにも。ピーラーで薄く剥いて、ごく軽くサクサクを楽しむゴボウのかき揚げ。ゴボウが甘くで旨い、こうしたものにはなおのこと、良いオイルで拵えたいものだ。終トスカニー ファンサイトファンサイト参加中
投稿日時:2012/02/28
: 口福論
提供:株式会社トスカニー