突然ですが、皆さん
『無添加』ってワード、よく聞きますよね。
でも、無添加=添加していない成分って、一体なんだかわかりますか??
実際に、目の前にある商品に『無添加』って書いてあったとする。
そうしたらなんとなく、「安心かな?」って気がしちゃうんですけど、きちんと「どういった成分が無添加なのか、それが無添加だと、どういう意味があるのか」って確かめてます??
って偉そうに言ってますけど私自身がちっともそんなこと確かめてなかったよ‥
それから逆に、入ってる成分。書かなくてもいいから書かれていない成分とか、書かれてる成分がちゃんと効果的に活きるのか?
あんまり考えてなかったなー、なんて。
そんなことを考えさせてくれたのが、今日ご紹介する、
アンティアンの『クイーンオブソープ 洗顔石鹸』 です。
東京の麻布十番にある
手作り洗顔石鹸専門店 アンティアン さん。
TVで麻布十番のおすすめおみやげNo1に選ばれたり、タレントさんが愛用している石けんとして紹介されたりもしているお店だそうなのですが、単なるオシャレな雰囲気やイメージだけの雑貨屋さんや自然派ショップとは一線を画す、真面目な石鹸屋さんでした。
このたび、お店の人気ナンバーワン商品だという
ラベンダーハニー のクイーンオブソープ
をお試しさせていただきました。
ありがとうございます!
最初にこの、リボンが付いたかわいいパッケージ。手作り感があるのと、中身がそのまま見えるのがいい感じ。
真空パックになっているようで、開封してみるとものすごい『ピュアなラベンダーの香りっ!』が漂いました。
ほのか、というよりは、しっかり香る、という印象でした。
きっちり四角い型に、アンティアンさんのロゴが押されてます。
この『アンティアン』という名前は、毎日の『ちょっとした幸せ』の積み重ねが幸せを作るという想いを込めて名付けたそうです。
さっそく顔を洗ってみました。
泡は、『もっちり』していなくて柔らかい感じ。
石けんは「泡で汚れを落とすもの」と思われがちですが、実際は石けんの成分が余計な汚れと結びついて、汚れを肌から引き離すのが石けんの仕組み。
わざわざ泡立ちの為に添加物を淹れたりしなくても、泡立ちが少なくても汚れを落とす性能やお肌をケアする性能は極めて高いのがアンティアンの石けんの特徴。
濡らした石けんを手で伸ばして、溶けた成分を肌に塗るような感覚で洗顔してくださいということです。
なので初日は泡立てネットで泡立ててみましたが、翌日からは、おすすめされているとおり手で溶かすだけで、あとは顔につけてからそれを肌に伸ばすような、塗るようなつもりで洗ってみました。
でも洗い上がりは、ちゃんとキュキュっとザラつきもきれいに落ちて、タオルで拭いた後の肌の手ざわりは肌が柔らかくなるようで優しくしっとりします。
でも、この『優しくしっとり』。
よくあるワードじゃないですか??
しっとりをうたったスキンケアや石けんなんて、この世の中に星の数ほどありますよね。
そんな商品とはどこが違うんだろ?
と、少しじっくりとサイトを拝見させていただきました。
アンティアンの社長さんは実は男性で、ご自身も肌が弱かったご経験やお友達の声に励まされて、石鹸づくりを続けてこられたようです。
最近、無許可で『雑貨扱い』で販売されている手作り石鹸が多い中、きちんと薬事法に基づいた『許可』を得た『化粧品扱い』の手作り洗顔石鹸を、ちゃんと「化粧品製造許可」「化粧品製造販売許可」を取得したラボで製造されているそう。
しかも万が一合わなければ全額返金してくださるとのこと。
すごく真面目に、責任をもって、安心して使える商品を、と考えていらっしゃる姿勢が伺えました。
その、社長さんの書かれた文章の中に、あったんですよね。
「無添加と言っても、何が無添加なのかきちんと書かれていなければ」と。
確かにそうだなとハッとしてしまいました。
アンティアンさんの石けんは『合成界面活性剤やパラペンなどの防腐剤、人工香料などの化学物質が一切無添加』だから『敏感肌や赤ちゃんでも安心して使える』ということなんです。
一般的なボディシャンプーや固形石鹸は合成の界面活性剤や石油などが入っていたり、人工的に加熱して脂が酸化してしまった状態。また、自然の原料を使用しているかわりに防腐剤が入っていたり、ということもあります。
また、原料名は『石けん素地』ってだけ書かれているものも少なくないですが、アンティアンさんの石鹼には具体的に原料の素材名をしっかりとはっきりと明記しています。
お試しさせていただいた『クイーンオブソープ』の原料は
オリーブオイルとココナッツオイル、パームオイル、さらに有機栽培ホホバオイル、スイートアーモンドオイルなどの人の皮脂に近い良質な天然の植物油。それから有機栽培ラベンダーエッセンシャルオイルとラベンダーはちみつ。
天然の洗浄力と保湿力を持つ良質な材料を使うのはもちろん、その自然の恵みを活かせるよう、酸化させずに石けんに変化させる『コールドプロセス製法』で手作り。
コールドプロセスはローマ時代に初めて石けんができた時と同じ製法で、時間と手間がかかるため、大量生産の石けんでは実施されなくなってしまった製法。ひとつの石けんができるまでに1か月かかるから、大量生産には向かない。
でもそれをすることで良い材料の成分や効果が活きるから、と、いうことなんですね。えらいなあ。
そして、さらにこのソープのいいところは素敵な『いい香り』だと感じてます。
よくある、『自然派の肌に優しい石けん』は無香料のものも多くて、それはそれでいいんですけど、なんだか『楽しい』感じがしませんよね。バスタイムってやっぱり、リラックスしたり優雅な気分になったりっていう楽しみも欲しいと思うんですよ。
肌が敏感だと、そういう楽しみを我慢しなくちゃならない、って事もあると思うんですけど‥
こちらの石けんは、南仏プロヴァンス産の有機栽培のラベンダーから採取した天然のエッセンシャルオイルと、そのラベンダーに集まる蜂の蜂蜜を配合。毛穴の黒ずみも改善する効果があり、しっとり潤い、そしてラベンダーの香りで安らぎと幸せに包まれる感じ。
保湿成分がいっぱいだから柔らかくなりやすいそうなので、なるべく乾燥させるように使い終わったら窓際に置いてるんですけど、そうするとしばらくあたりがラベンダーの香りになるし、手や顔にもラベンダーの香りが残ります。
これ、石鹸を手に取った質感が『濃い』感じがするんですよね・・・
1個の石けんに各種原料がどのような比率で入っているのかはわかりませんが、『単に油脂分を固めて、申し訳程度に保湿成分を添加したり香りをつけました』っていうものとは全然違うなってことだけは素人の私にもわかります。エッセンシャルオイルも蜂蜜もホホバやアーモンドオイルもしっかりたっぷり入ってるんじゃなかろうか。
手間と時間をかけて手作りされた、だけでなくて成分的にも贅沢なのが実感できる感じ。
それでいて肌に優しい、優秀な石けん。
これで、1個1000円なんですけど・・・
実を言うと、使うまでは今まで使ったことのある手作り石けんのイメージから、「ちょっと高いかも」って思ってたんですよね‥
手作り石けんは近所のおばさんが趣味で作ってくれて『エコ』だとか『余計なものが入ってないから安心』だとかって言われて使ってみたけどまあ普通だな、っていうイメージしかなかったんですよ。ごめんなさい。
ところがこちらは絶対に良質で、実際に丁寧に贅沢に作られているのが実感できて、すごく高級な感じ。完全に手作り石けんに対する私の中のイメージが覆されました。
あと市販の、ブランド名や高級なイメージだけでやたら高い商品だってあるじゃないですか?
そういう商品と肌の手触りや香りを比較しても全くひけをとらないと思います。逆に「この値段でいいのかな?」と申し訳ないくらい。
今日で5日間使いましたが、全然ピリピリしたりつっぱったりもせず、ふっくらした肌の柔らかさが持続しています。
私は夕方になるとすぐ頬骨のあたりがザラつくのが悩みだったんですが、心なしかキメが整って毛穴が目立たなくなってる気が!
引き続き大切に使い続けたい石けんと出会ったなー。
アンティアンさんのサイトでも商品は買えるんですが、麻布十番に行った時に、お店にもお邪魔して他の商品も手に取ってみたくなりました。
石けん以外の商品や、材料のままのシアバターなども買えるみたいです♪
投稿日時:2017/03/16 : ときおりのしきさい 提供:アンティアン