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去る３月２２日、横浜高島屋で開催されている
永樂 歴代と十七代永樂善五郎展　日本の美・京のみやび　へ行ってきました(*´▽｀*)
※リンクは、次回開催の京都高島屋の特設サイトです※
　

えっへっへ、招待券ですぜイヤッホウ(∩´∀｀)∩

入口を堺に、空気が雅なものへと変化…！
　
　
※会場内は撮影禁止でしたので、今日は文字ばかりになる事をお許しください…orz
　
　
永楽善五郎は、千家十職の土風炉・焼物師が襲名する名前です。
　
本展は、十七代善五郎の作陶五十年を記念し、歴代と当初作品約２５０点を紹介しています。
　
パンフレットのメインにもある
「金襴手波濤鶴茶碗　銘　天外（きんらんではとうづるちゃわん　めい　てんがい）」
　
最初に写真を見たときから「ほえー綺麗だな～」って思っていたのですが…
本物は…優美で神々しかったです…
　
あまりに感動して、背伸びして上の方から見たり…
しゃがんで下から見てみたり…せわしなくてすみません(;´Д｀)
　
繊細な手技、ダイナミックな図案（波）洗練された色彩…全てが素晴らしかったです…
　

　
　
歴代の作品が年代順で並んでいたのですが…
各代によって特徴が違ってとても楽しめました。
　
例えば…
１２代目和全　鮮やか
１３代目回全　可愛い
１４代目得全　シック（アールヌーヴォー多め）
１４代妻妙全　優しげで繊細
１５代目正全　雅（コントラスト強め）
１６代目即全　優美、豪華
　
そして、１７代目善五郎　洗練
　
…といった印象を受けました（あくまで柳島の個人的感想ですが…）
　
もし当展示会に行かれるのでしたら、
こういった違いを探すのも楽しいかもしれませんよ(*´▽｀*)おすすめですっ
　
　
　
途中、香合（お香を入れる器）がたくさん展示されていたのですが…
ぷちぷちしてっ…かわ…いいっ…
　
中でも、かぐや姫香合（かぐやの漢字がうろ覚えなのでひらがなで…）が私のお気に入り。
竹の子のミニチュアがね、小物入れになっているんですよ！
ちょう可愛い！すごい欲しい！って心の中でフィーバーしてしまいました。
　

安南焼象香炉も可愛かった…
茶の湯の席を再現した展示スペースにあった香炉なんですが、その名の通り、ぞうさん。
ぞうさんて、昔から人気のモチーフだったんですね…ちょっとびっくりしました。

香を炊いて、茶をたしなみ、菓子を食べて…ああ、なんて優雅なの…

　
　
茶の湯とは、本来、抹茶を飲み楽しむというシンプルな行為ではありますが…
　
茶室や庭などの、住まいに関する文化
茶道具を選んだり鑑賞したりする工芸の文化
茶事に出てくる懐石や、和菓子をいただく食文化
客人をもてなすための点前作法の文化
　
…等の、一椀の茶を楽しむために、
様々な生活文化を発達させちゃったすごいものなんだな、とあらためて思いました…。
　
　
かの織田信長が茶器を集めていた…なんて話もありますが、
話が脱線してしまうのでここはおさえて…（戦国時代好きなもので…ついついｗ）
　
こんなに美しい茶器ですもの、集めたくもなるよねえ…
　
…すみません、柳島、陶器をいっぺんにこんなに沢山見たのがはじめてで…
かなり感動してしまいました。
陶器ってなんて繊細で美しくて…眩しいの！
　
　
関東での展示は終わってしまいましたが、次は関西で展示会が開催されます。
もしもご興味持たれた方、展示会がお近くの方、損はしません！
目の保養、心の栄養になること間違いなしなので、足を運んでみてはいかがでしょうか！？
　
　
永樂 歴代と十七代永樂善五郎展　日本の美・京のみやび
　
会期・会場
　
４月１３日（水）⇒４月２５日（月）
京都高島屋７階グランドホール
　
４月２７日（水）⇒５月８（日）
大阪高島屋７階グランドホール
　
　
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オススメ度：★★★★☆（4.0）
　　　　　　目の保養、心の栄養…！
　　　　　　沢山の人々が愛した優美な陶器、是非とも生で見て欲しいです！
　
混雑度　　：★★★☆☆（3.0）
　　　　　　平日の早い時間帯は比較的空いているかと思われます。
　　　　　　土日祝は混雑が予想されますのでご注意をー！

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外には沢山の胡蝶蘭！壮観(*'ω'*)すごく綺麗でした…！！
　
　

　
余談ですが、せっかく歴史ある陶器の展示会なので着物で行ってきました(*´▽｀*)
町着じゃなくて訪問着レベルで行けばよかったなってちょっと反省…
次のチャンスにはもう少し上品にキメて行こうと思っております…( *´艸｀)
　
　
　
柳島 あかね
　
　
　

　

　

柳島あかね 　 2016-04-07 15:26:48 提供：watav