モニタープラザ内　小学館「よくよむコム奥の院」さんのプロジェクト「忘れられない小学校の思い出」に投稿して当選して「どうしても描きたかった60年前のえにっき」の本が届きました！表紙を見ただけで、何だか心があったかくなりませんか？これは、作者のおくやまひさしさんが60年前に経験した小学5年生の時の1年間の思い出を「えにっき」にして書いたものです。ぱらぱらとめくってみると、そこには、昔ののどかな風景が広がっていて心がス～～っと落ち着いていくのが感じられました。作者のおくやまさんは、秋田県の方だったのですね。秋田県田根森小学校の時の思い出をえにっきにしているのです。私は青森県で生まれ育ったので、お隣の県ということになり、同じ東北人、雪国として親しみを感じながら読んでいました。小学校の薪ストーブのお話を読んで薪を運びながら、気をつけないと、薪の「トゲ」がささってしまうので注意してたな～。とか授業中に、先生の話を聞かないで、おもちゃで遊んでいた子がいて、先生が怒って、薪ストーブでおもちゃを燃やしたな～とか、自分が経験したことも一緒に回想していました。特に冬のシーンなどは、今のように除雪なんてほとんどなかったですから家のまわりに上手に雪で階段を作った話や雪合戦、雪を踏んで陣地を作って遊んだ話とか「そうそう！！」と思わず懐かしくてニコニコしちゃいました。最後の卒業式のシーンは、5年生から6年生になる時、卒業生を廊下に並んで見送って、次は自分達の番と思っていた時のことを私も鮮明に覚えていました。小学5年生、6年生の記憶は、私も　おくやまさんと同じくらい深く印象に残っています。今の時代のようにおもちゃもなく、好きな物も簡単に手に入る時代ではなかったけれど何か心が豊かだったように感じます。おくやまさんが今、伝えたい物は何か。この「えにっき」を通して伝えたい物は何か。私の心には確実に　おくやまさんからのメッセージが届きました。懐かしい気持ちにさせていただけてありがとうございます。夜、寝る前に枕元に置いて時々、眺めたいと思います。素敵な「えにっき」でした☆ありがとうございました！忘れられない小学生の頃の思い出大募集！＠小学館よくよむコム

まるみ 　 2008-12-10 01:01:46 提供：株式会社 小学館