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【小学館】ドラ・トーザン著 『ママより女』 読者モニター10名募集

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「ママより女」ドラ・トーザン著 フランスと日本の家族の在り方の違い

モニターで、「ママより女」 という本を読みました。ドラ・トーザンさんというフランス人ジャーナリストの方の本です。

内容としては、
母より妻、妻より女として生きるフランスの女性と、女より妻、妻より母として生きる日本の女性。でも、フランスも決して最初から女性が自由だった訳ではなく、それなりに長い時間をかけて意識改革をして、このようになったのだということ。そして日本の女性も、女として、一人の人間として自立して欲しいという本です。

日本の女性は、プリンセス願望が強く、守って欲しい面倒を見て欲しいという気持ちが強いように見えるそうです。確かに私もそう思います。大学を出て、就職して、婚活して、結婚して専業主婦となり子供を育てるというパターンに縛られていると訴えていて、楽することがプライオリティ=優先なのか?と書いてありました。日本の女性って、楽なことに貪欲ですよね。私もそうですが、楽なら楽な方が良い。戦うのはイヤと思っている人がほとんどだと思います。これは、女性に限ったことでは無いですよ。男性もです。




この本を読んでいて、根本的に見方が違うのは、フランスは戦いの歴史であり狩猟民族であるということ。日本は、農耕民族であり、誰がに属して、従って生きることに慣れた民族。これは、大陸民族と島国の民族の違いだと思います。日本は領土が決まっていて、統一したら自分の国の中を収める事に労力を使い、大陸は、自分の領土を統一したら、隣も制服して統一したいと思う。その違いがハッキリ判ります。

どうして女性は、大学を出てキャリアを積んでいるのに仕事を続けようと思わないのかと書いてありますが、ハッキリ言って、今、一流大学を出て一流会社に勤める女性は、花嫁道具の一つくらいにしか考えていないです。その会社で未来有望な男性をゲットして、自分は楽して暮らしたいというのが、一番の願望でしょう。

一緒に仕事をして見れば判ります。頼んだことはやるけど、それ以上は決してやらない。たとえば、10ページの物を10部コピーを頼んだら、ただ10部コピーをして、そのまま渡してきます。少し考えれば、10ページを順番にセットして、なにかで留めて渡すのが当たり前だと思うのですが、コピーをして、そのままです。そこまで指示しなければいけないのかと疲れます。ハッキリ言って、一流大学、一流企業と渡った女性は、使えません。若い頃から働いて、みっちり仕込まれている女性の方がよっぽど使えます。頭も良いし、気も利きます。頭が良いのと、勉強が出来るのは違いますからね。

そして、プリンセス願望が強い女性は、見栄も強いです。特に日本の女性の見栄は驚くほどだと思いますよ。ブランドレンタルなんて、海外でもあるんですか?たとえば、ブランドのショップからアクセサリーを借りるとかは海外でも聞いたことがありますが、バックや普段のスーツまで・・・。そこまでして、ブランドの宣伝をしてあげたいのかしら。(笑)だって、ブランドのロゴバックって、高島屋のバラのマークの包み紙デザインのバックを持っていると同じでしょ。私の考え方がおかしいのかも知れませんが、私には、ちょっと理解が出来ません。宣伝して歩くなんて・・・。

話が少しそれましたが、この本でドラさんが訴えていらっしゃる事は、解らないではないですが、国民性の違いがあるので、そう簡単には女性の意識が変わるとは思えません。でも、私は、どちらかと言うと、フランス人に近い考え方だと思っています。女性は、もっと自立するべきだと思うし、結婚という形にもこだわらず、結婚と子供は別として考えるという事など、今まで私が考えてきたことと一致します。

私事ですが、夫とは籍を入れていませんし、夫婦で別の財布を持っています。仕事も自分で事務所を経営していますし、一応、別の住居も確保はしています。ま、夫の家で半分は一緒に暮らしていますけどね。だから、日本の女性が、みんな私と同じように考えてくれれば、少しは変わっていくのかも知れませんが、まだまだ遠いかもしれませんねぇ。友達にも、籍入れないと結婚じゃないとか、夫の世話をするのは当たり前だと言う子もいて、こういう女性が母親として子供を洗脳して行くのだから変わらないよなぁと思う今日この頃です。

フランスでは、結婚という形をとる夫婦がとても減って、今は事実婚という形が増えてきていて、2010年現在、結婚と事実婚、ほとんど半々だそうです。事実婚と言っても、フランスでは色々な形があるようで、年金の受取や財産分与など法的に相続する権利が発生するものと、相続の権利が無いものがあるそうです。そこら辺はとても進んでいて、子供の親権なども、うまく分けられるようですよ。日本には戸籍がありますが、フランス及び諸外国では、日本の戸籍のように、国が家族単位で登録をするという制度が無いので、やりやすいのかも知れません。国自体が法整備を進めない限り、色々な結婚の形が受け入れられるのは、まだ難しいのかもしれません。

日本は、ドラさんが書かれているように、国全体が成長して大人にならないと、発展しないし、少子化問題も解決しないだろうなって思いました。子供が生まれても殺してしまう親がいて、その子供を受け入れるのが、施設しかないということ。我が家のような事実婚でも養子を受けられるようにしてくれれば、少しでも助けになれるかもしれないし、子供が生活の中に入ってくれば、子供の為に時間を使うので、一人の仕事の時間が減り、ワークシェアにもなるし、色々な可能性を考えられるのです。

キャリアをある程度手に入れてしまった女性は、手に入れられなかった子供や生活を欲しています。それを与えてくれれば、その分、これまでキャリアが手に入らなかった女性にチャンスが回ると思います。全体のキャリアが平均して上がれば、日本全体の底上げに繋がると思うのですが・・・。どうしたら動いていくのか解らないので、モンモンと考えてるだけで、進みません・・。残念だなぁ・・・。

最後に、この本、少し読みにくいと思いました。横文字が多いんです。やはり日本人ですから、普段使い慣れている言葉でないと、どうしてもそこで突っかかってしまい、読むスピードが落ちてしまいます。縦書きの本なので、もう少し横文字を減らして欲しかったです。セデュクション=誘惑とか、レゾンデートル=存在意義、プライオリティー=優先順位など、幅広い女性に読んで欲しいので、出来るだけ使い慣れた言葉で表現していただけると、誰にでも薦められるなって思いました。

女性のみなさん、ぜひ、この本、読んでみてください。すごく考えさせられるし、今までの自分と照らし合わせると面白いと思いますよ。そして、しあわせってなんだろうって、考えてみると、これからの生活が少し変わってくるかも知れません。

ママより女 ~母より妻、妻より女のフランス 女より妻、妻より母の日本~/ドラ・トーザン


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株式会社 小学館


ママより女

ゆきがめ   2011-05-31 00:10:43 提供:株式会社 小学館

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