寝台列車が好き。客船もそうだけど、食堂や個室など移動する家っぽい感じがたまらない。昔、アガサ・クリスティの「オリエント急行殺人事件」を読んた時、話の内容より、「どんな列車なんだろう乗ってみたいなー」とそちらに関心が向いてしまった。コーンフレークのおまけにカシオペアのDVDがついていたときも思わず購入。まだ実際に乗ったことはないけど、子どもが大きくなったら絶対寝台列車で旅したい！そんな寝台列車の魅力がつまった本を読んだ。【小学館SJムック】鉄道マガジン　寝台列車で行こう分冊百科『鉄道マガジン　人気列車で行こう』で大好評だった寝台特急「カシオペア」「トワイライトエクスプレス」「北斗星」「サンライズ出雲」の記事を再編集し、さらに寝台特急「日本海」「あけぼの」「サンライズ瀬戸」と寝台車付きの急行「きたぐに」「はまなす」を新規掲載。現在定期運行されている寝台列車を網羅した寝台列車大全。本誌の内容に入る前にまず別冊付録のご紹介。列車の走行区間の地図を、全停車駅の時刻表とともに掲載。個室や座席番号も記載した車両編成イラストも収録されていて、実際の旅につかえそう。各駅の情報も豊富。私が気になったのは、東京駅のエキナカの食堂車の雰囲気を味わえる「日本食堂」。寝台列車でも特に食堂車に興味があるから是非行こうと思った。さて、本誌。普段は子どもが起きている時に本なんて読めないけど、うちの双子は電車大好き。だからこれだけは別。息子は大阪駅～札幌駅を走るトワイライトエクスプレスが気に入って大人しく眺めている。このようなかっこいい写真から娘大喜びの駅弁実寸大まで幅広い内容。各列車の食事情報もたっぷりなので、食いしん坊の人も楽しめるはず。着父母が去年乗った北斗星だ！実際に乗ったレポートつきなので、自分も旅している気分になれる。どの記念グッズ買おうかなあ。「でんしゃのほん！」と子どもにねだられ、毎日のように楽しく読んでいる。いろいろな方向から楽しめて、何度読んでも飽きない。トレイン・ヒストリーや、はまなすの「のびのびカーペットカー」など新しい知識が増えて、より一層寝台列車に乗ってみたくなった。私みたいに行きたいけど、事情があってなかなか…という方は「保存寝台列車図鑑」のページを見て欲しい。交通科学博物館やららぽーと新三郷などには、昔の寝台列車があるのだ。実際の旅は難しくても、こういう場所に行けば寝台列車の雰囲気が味わえます。寝台列車も魅力的だけど、【小学館SJムック】鉄道マガジン　寝台列車で行こう自体もすばらしい。鉄道マニアはもちろん、小さい子も女性も、みんな楽しめる要素があって楽しい本です。興味のある方はどうぞ客車列車乗り物大好き！！大人の選り抜き情報サロンファンサイト応援中

pine 　 2011-12-22 15:13:27 提供：株式会社 小学館