帰路、暖かい風が吹いていました。強風でした。
雨も、ときどき降って来ました。
荒れた天気でした。


『林業男子』の４回目です。今回で最終回です。
お付き合いくださいまして、ありがとうございました(^o^)


森林を荒廃させないために、何をすれば良いのでしょうか。

国内産の割り箸を使いましょう。

現在、日本では人工林が増加しつつあります。

しかし、国内産の材木の利用は、輸入材に押されて増えていません。

その結果、国内林の手入れがされず、放置されています。

そのため、土砂崩れが発生しますし、二酸化炭素の吸収量も増えず、地球の温暖化を防止できません。


少し前、【割り箸を使う人は、地球の環境を考慮していない。貴重な森林を破壊している。】と批判され

【マイ箸を持ち歩いて、外食先でも使うのが地球に優しい人】と、市民団体を中心に流行りました。

しかし、これは誤解です。
割り箸の原材料は、森林を手入れしたときに生じる間伐材です。
割り箸を使うことで、森林の手入れが進むのです。

ただし、残念なことに
安価に輸入する中国産の割り箸は、間伐材を原材料としていません(x_x)
その上、防腐剤・漂白剤を塗付しているので、身体にも悪いです。
そして、使用後の割り箸を処分するときには、二酸化炭素が発生してしまいます。
地球の環境にも悪いです(x_x)


このような理由から、国内産の割り箸を使いましょう。
奈良県で生産されている割り箸は、吉野杉だそうです。
吉野杉は名木として有名なので、かつては、高価に取引できたそうです。
山で切り出した吉野杉は、１分間で１万円の使用経費がかかるヘリコプターで運搬していたそうです。

しかし、現在は山に道を作り、運び出しています。
道を作ることで、山で働く林業男子も、働きやすくなったそうです。

それでも、国内産の割り箸は高価です。
なかなか使う機会がありません。



キノコの山、竹の子の里、雑木林の回復は、困難な課題ですけれど、林業男子を応援しています。

４回に分けて紹介しました『林業男子』は、今回で終わります。
ご覧くださいまして、ありがとうございました。

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クリクリ 　 2015-04-20 22:15:56 提供：愛媛 吉田みかんと宇和海の幸産直店　なかい