温泉宿の愉しみといえば
やはり　露天風呂　と　地元食材を生かしたお食事　ですよね


露天風呂は何度入っても飽きません
宿について　ほっと疲れを癒すお風呂

お食事前におなかをぺこぺこにするために、
湯上りの浴衣で戴く食事をより楽しむためのお風呂

おなかが食事で満たされて
そのあと　ちょいとおなかごなしに入るお風呂　


やっぱり　どのお風呂も　



それぞれ　いいものですなぁ・・・　しみじみ・・・ほぇぇぇ



ここ　SPAホテルYOU湯　さん


には本館２階に男女別の露天風呂があります


まず
内湯　そして　外に見える露天


木のお風呂は
どっしりとした立派な木が使われていて　とても重厚感があります

そして
露天に行ってみると　そこも更に樹齢何年なの？と思うばかりの
立派な木が随所にあしらわれたお風呂が・・・


歴史を感じさせる　重みのあるお風呂です。
明かりが揺らぐかんじ、外の川面を吹く風が気持ちよくて

内、外ともに　たっぷりと湛えられたお湯に
身体中　みっしりと包まれて　筋肉のハリや疲れが溶け出してゆくよう・・


このお湯は
「美人の湯」と表現されるらしいのですが
まさに　実感から表現するなら「美容液お風呂」です


薄い少しぬめりのある膜のようなものがお風呂に入っている間、
体に心地よく纏わりついて
それがまさに美肌成分なんでしょうね

お湯は軽いというか匂いもなくて
透き通った瑞々しいお湯、お湯の粒子が微粒というか
とても繊細な心地のするお湯でした。

硫黄の香りもしないので
本当に言われなければ「温泉」と気づかないかもしれません


しかし・・・・！？


お風呂上がりに
お決まりの浴衣、を着て、夕涼みな気分で菖蒲の離れから
本館のお食事場所へ　そぞろ歩き

肌を触ってみると
しっとりすべすべでまるで吸いつきそうなもちもち肌になっていて

全身美容液に浸ったから！？と思うほどでした。


さて
本館のお部屋では部屋だししていただけるお夕食ですが
離れの宿泊者は衛生上の理由からお食事を本館の広間に戴きに
あがります

どんなお食事かな？

まずは緑色も目に鮮やかな　よもぎのひと品
意外にも甘いのにびっくり
少し後味がほろ苦い　春の味です


そして鹿児島といえば
黒豚！ですから　黒豚を使ったお鍋
一人ひとりの小さな小皿を熱してアツアツを戴くことができます
程よい脂味がまろやかな味わいで一緒に調理したお野菜にも
お肉のうまみがうつって　とてもおいしく戴けました
量も少なめで丁度よかったです



次も黒豚料理
今度はパンチの利いた印象深い味わいの角煮
甘辛のおなじみのお味ですが鹿児島は甘味を強調するのでしょうか
いつもよりは（私の味付け）随分甘かったです
これが鹿児島の味なのでしょうね
ほろほろと口の中で溶けていくお肉のうまみが印象的でした


お造りは
一番印象に残ったのがこの「きびなご」
そして
最初見た目は貝か鴨と思ったのですが　なんと鹿児島「地鳥」が心に残りました
鳥をお刺身で戴くことはめったにありませんが
鹿児島ではごくごく普通のことなのだそうです
噛み応えのある地鳥はワイルドな味わいで少し焦げ目をつけた皮が
クリスピーでした



そして
初めて戴いたのがこちら
なすのグラタンかと思ったのですがこちらは
アボガドのグラタンで松の実が添えられています。
アボガドを焼いて戴いたのは初めてでした
ミルキーな味わいでした。熱かったらもっと美味しいのになぁ・・・


この先は定番のお料理が続きます
はしやすめのように戴ける「お酢のもの」
シンプルに蟹爪ときゅうりでしたがこちらもお酢が甘め。
しかし少量なのでおいしく戴けました
やはり鹿児島郷土料理の味付けは甘め　がポイントなのでしょうか？


お食事も最後になってくるとお茶碗蒸しも登場
こちらはごく普通の定番の茶碗蒸し
きっと鹿児島地鳥が入っていたのだと思いますが。
おいしくぺろり　こちらもできればアツアツが欲しいかな


そして
小ぶりのハマグリが入ったハマグリのお吸い物で
口を〆て



改めての「お食事セット」でご飯を戴いて


最後に少し　甘いもので
大満足のお夕食を戴き終わりました



「鹿児島料理って　甘めの味付けなのかな？」
「これはどこで採れるものなのかな？」
「きびなごって鹿児島で獲れるんだね」とか

宿の方にもいろんなことを伺いながら楽しい食事の時間は過ぎてゆくのでした

たっぷり２時間半くらい　お食事をおしゃべりを満喫した夜　　　　春香


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はるか 　 2011-05-04 13:12:00 提供：霧島温泉 スパホテルYou湯