放射能関連の記事を書いていたので、もう一つ。



原発反対を言っても、利権の恐ろしさで、「原発がなかったら電気が足りなくて困る」って本気で思わされている人々。

送電線を民間に開放して、それぞれの地域で電気を作り、消費していくのがいいと思うのですが、そんなことが出来るのか？？？



そこで、視察に行ってきました。

なんて、えらそうなこと行ってるけど、誘われていったの(笑)
でも、本当にすばらしい町の取り組みをみたので、ご紹介。

高知県梼原町


場所は芦屋からバスで6時間！！！の高知県梼原町。「ゆすはら」って読むよ。
実は環境に興味がある人には有名な町らしいです。
梼原町のホームページhttp://shikoku-net.co.jp/kochi/kankou/takaokagun/yusuharakankou.htm


10年以上前から前町長さんが「これからは自然エネルギーでしょ」との鶴の一声に町民が「右向け右」で町全体で自然エネルギーに取り組みました。

四国カルスト地区に発電用風車2基を設置、得た電力を四国電力に売電して、
得た資金を使い町内の公共施設に太陽光発電パネルの設置、
梼原中学校に小型水力発電機の設置、
道の駅「ゆすはら」に地熱利用の温水プールを建設すると共に、
町民の太陽熱温水器や太陽光発電パネルの設置、
小型水力発電機の設置、
間伐材を利用するペレットストーブの購入などに補助をしており、
2009年1月22日に政府より環境モデル都市に選定された。
将来的にはエネルギーの地産地消によるエネルギー自給率100パーセントを目指している


すごくない？？？

出来るの？

って、出来てるんです。
やろうとしてるんです。
公共の建物にはソーラーシステムが完備。
じいちゃん、ばあちゃんしかいないような家にもソーラーシステムが完備。


こんなことを10年以上前から取り組んでいる村がある。
日本人の技術は世界一なはずです。
きっと出来ます。

安全なエネルギーでの生活。
誰かが命の終わりを恐れることなく、おびえて作業するのではないエネルギーの方法があるんです。

きっと、小さな町だから実現できたのでしょう。
でも大きい都市には大きい都だから出来ることもあるはずです。


梼原から更に山に登っていくと、まるで仙人がいそうな景色にうっとり。




三大カルストといわれる天狗高原（てんぐこうげん）（標高1485m）に風力発電はあります。
4億4千500万で設置して、年間3500万の売電なので10年で元はとれます。メンテナンスに120万くらいかかるそう。




梼原町の「木」の見学です。。
梼原町森林組合の方に案内してもらいます
森って言うのは適度に伐採していかないと朽ち果てるそう。
国産の「木」を家に使おう！という良い「気」をすごくかんじました。


村の公共施設も村の木です。
世界的な建築家「隈研吾 さん」がデザインしていますので、すっごくおしゃれです。
美術館のような感じです。



「雲の上のホテル」というのもあります。
ここも木でできてて、ステキ☆
ここで温泉にはいりました。
ここは、坂本竜馬が脱藩の時に通った道でもあります。



これ、市役所。ありえないくらいステキでショ？？？？



小さな発電所プログラム発令中！



ここも木の橋。
四万十の源流の川のきれいなこときれいなこと。
この橋を渡ると、神社にたどり着きます。
もう別世界。




今回、本当に勉強になりましたし、きれいなものを見て森林に癒され、また明日からの活力になりました！
是非日本の未来をここから変えていきたいです！






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とらかお 　 2012-10-28 00:00:00 提供：有限会社ズーティー