微力ながら、東日本大震災（東北地方太平洋沖地震）「栄養食糧10万食配給募金」に協力させていただきました。~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

東日本大震災（東北地方太平洋沖地震）「栄養食糧10万食配給募

報道番組を見ればみるほど情報待ちになる自分がいて具体的な動きに繋がらない。そんなモヤモヤした数日をすごしました。


そして先日

情報に流されず今の現実を知るために被災地へ行ってきました。

最初は仙台市から入りそこから気仙沼に向かいました。現地に到着すると物資を輸送するトラック、自衛隊のジープ、折れた電柱、形のない家、逆さになったバス。

まるで戦争で爆弾を落とされたような、正直ここが日本か？と信じられないようなショックが身を走り無言のまましばらく動けませんでした。


テレビではわからない予想以上の広範囲、被害の大きさでした。


現地の人に何が今必要ですか？と聞くと「毛布などは足りているから,温くて栄養のある物が食べたい、温かいお風呂に入りたい」という声が返ってきました。



現在30万人を超える避難者の救援物資の食事はほとんどが保存食でカップ麺やパン、御菓子といった市販のもので体力がないご老人や子供たち、栄養が 必要な病気の方の食糧は完全に不足しています。


赤十字や各ボランティア団体もこの事を重視して「炊き出し部隊」を派遣していますが電気、水、ガソリン、ガスが不足しているので現地で調理できる場所は限定されてしまい実行されても継続的ではなく生き渡らないのが現実です。


その事に直面した私達は考えました。

「温かく栄養のあるものを継続的に提供出来る方法」

レストランを工場として使い調理して真空パック冷凍、それを現地の炊き出し部隊へ送る。
現地には廃材は山のようにあるからそれで火をおこし、湯を沸かし湯せんすれば電気もガスも使わず、調理もせずに温かい料理を提供出来る。調理出来なくても誰でも配給できます。

早速、現地の炊き出し部隊と連携をとり栄養の必要な方用の食糧物資を製造する事にしました。

現地の夜はかなり寒いので「野菜スープ、カレー、豚汁、おじや」です。いずれも滋養強壮によいウコッケイのスープを使用します。スタッフ、ボランティア総出で料理を作り現地へ届けます。

ただ私達の周りだけの協力だけではまだまだ食糧がたりません、もうしばらく続くこの栄養不足は続きます。

現地では毛布や衣類は足りています！何に使われるかわからない募金ではなく「今」本当に必要なものに支援していただくことを強く願います！

温かい皆様の御協力とお声がけよろしくお願いします！




東日本大震災（東北地方太平洋沖地震）
「栄養食糧10万食配給募金」

日本橋の人 　 2011-05-13 07:15:42 提供：有限会社ラブアンドピース(品川 薬膳 レストラン １０ZEN)