モニプラさんの企画で、これらに関するアンケート・および意見をブログに…

「子供手当て」「少子化」「熟年離婚」についてのアンケートにご協力ください。　←参加中




送られてきた資料を見ても、「やはり…」というくらいで自分の意見が変わるということはなかったけれど、ブログなどで意見を述べているのが女性よりも男性のほうが多い、というのには少し驚いた。



特に子ども手当に関しては、男性が全体的・政治的な絡みから話題にしているという。確かにそういう話題として取り上げるなら、男性のほうが得意かもしれない。そして、肯定的な意見は女性に多く、否定派は男性に多いという。それも、ありうる。

私自身は子ども手当が貰えるのは確かにうれしいが、それよりもやはり医療費などの免除のほうが嬉しい。子育てにお金がかかる、とはあまり思っていないからだ。習い事もやっていないし、食費もまだそれほど必要とも言えない。衣服も月に2000円かかるかかからないくらい。時々本を買うくらい。幼稚園の費用も馬鹿にはならない。だが、補助金もあって、一部は補填されているので、それほど家計に響くほどではない（だいたい月に一万円くらい）。それでも確かに月に合計で3～4万円は必要（食費も含めて）。それは遊興費などを少し削れば、それで事足りる気がする。子ども手当で幼稚園の費用がほぼ相殺されているのがありがたいくらいかしら。



少子化については、確かに問題だと思う。あまり気にしなくていい、という意見もあったが、社会的に見ても年齢別の人口分布があまりに偏りすぎているのはよろしくないと考えているほうだ。だが、だからといって、国策として産めよ増やせよと音頭をとったところで、産むものではあるまい。個人的には、年齢的にもう少し若ければ、もうひとり欲しいと思う。子育ては本当に面白い、楽しいからだ。お金が貰えるから、産みたいわけではない。またひとり、赤ちゃんを抱いてみたい、もうひとりの子と会ってみたいから、楽しいから、産みたいのである。確かに経済的に不安だと、産みたくても産めない、というのもわかるが、そういう人を減らしたいのであれば、きちんとした雇用体制を整えるほうが子ども手当よりはよっぽど効果的だろう。

一方で、少子化で人口分布がおかしくなっているとしても、これが一種の「揺り戻し」だとも言えなくはない。日本は人口が増えすぎたのではないだろうか。ちょうど良い人口に自然に戻ろうとしているのではないだろうか。自然界は極端なことが起こると、「揺り戻し」をして平均化しようとする働きがあるという…。人間も自然の一部だと考えれば、そういうこともあるのかもしれないな、と思う。



いろいろな意見があると思うけれど、私自身は（怒ることも腹が立つこともいっぱいあるけれど）子供と暮らせて、子供の成長を見ることができて、とても楽しい。毎日、子供の表情を見ては含み笑いをし、時に大笑いし、暮らしている。経済的にそう豊かではないが、お金ないけど、将来どうしよう、と考えたことはあまりない。実際に子供と一緒にいることを楽しんでいると、そんなことはどうでも良くなる。いや、そんなことはない、大学の費用とか、どうしていいか分からない、今から心配だ、という人もいる。そう思う人もいて当たり前である。しかし問題は、そういう意見をマスコミもよく流していることだと思う。それはあまりよくないことだ。お金が少々なくとも子供は育つ。大学に行けなければ行けないで、いいじゃない。本当に勉強したい子は、自分で何とかするだろう。「こうしてやりたい、ああしてやりたい」と思いすぎるのは、子どもにも親にもよろしくない気がする。



子供とともに暮らすという楽しみを持ちたいのに持てない、という人には同情するし、そういう人が子供を持てるような安心感を与えてやれる制度やしくみが必要だと思う。だが、「欲しくない」という人に向かって、「少子化だから産みなさい、お金もちょっとあげるし」というのは、どうも無理難題という気がする。

その一方で、「子供は欲しくない」と思っている人も、子供が出来ると180度転換で子供と楽しく暮らしていたりするので（我が夫がそのひとり）、これを機会に産んでみてはいかが？とちょっと言いたかったりもするけれど…。



熟年離婚についてはあまり意見も興味もないので、資料を見て何か変化するということはなかった。

pancha 　 2011-01-17 11:34:33 提供：モニプラ営業部