『築地仲卸 伏高』
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鍋のシメにお試しください 「五島手延饂飩 太麺 」20名様モニター募集築地仲卸 伏高 三代目店主の中野さんからイベントのご紹介です(*^_^*)私ども伏高は築地にて、かつお節、昆布、煮干などをプロの料理人様に卸売りする傍ら、本当に美味しい食品の価値をご理解いただける消費者様へ、優秀な職人が良質な原料を使い、丁寧に仕上げた「真っ当な食材」を通信販売しております。長くて暑い夏がようやく終わったと思ったら、秋を感じるヒマもなく、冬がやってまいりました。考えてみると、あと60回も寝ると、お正月がやってくるのであります。てな訳でありまして、食べ物的には鍋の陽気が到来。そこで今回のイベントでは、鍋のシメにお召し上がりいただきたい五島手延饂飩 太麺のモニターを20名様募集します。手延饂飩と聞くと、稲庭饂飩に代表されるように細い麺を想像されると思います。確かに、弊店でも販売している五島手延饂飩も、ゆで時間が6~7分の細い麺が伝統的な麺でございます。細い手延饂飩、ざる饂飩にして食べると、コシがありつつ食感が滑らかで、ほんと旨いのですが・・・冬場に鍋のシメに食べようと、茹でた細麺を鍋に入れるとすぐにヘナヘナになってしまうんですね。そこで、5年くらい前だったと思うのですが五島の製造家さんに、鍋に入れて煮てももコシがしっかりしてる太麺を作ってくださいって、懇願して出来上がってきたのがこの五島手延饂飩 太麺なんです。煮込んでもコシがしっかりしている麺の秘密は、五島灘の海水にあります。詳しくは、こちらをご覧ください。毎度のごとく説明が長くなって申し訳ございませんが今回のモニター様には、五島手延饂飩を鍋のシメに使っていただきご感想をお寄せいただきたいと考えております。それでは、うどんが大好きな方のご参加をお待ちしています。私が選んだ「真っ当な食材」を召し上がってください。あなた様の想像を超える新しい感動が味わえます。『手延べ』とは、小麦粉に水を加えて練った生地を細く延ばして麺をつくる技法です。文章でサラッと書くと簡単だと感じられるかもしれませんが、 一朝一夕で習得できる技術ではありません。途中で切れることなく『ほそーく』そして『ながーく』生地を延ばして、うどんに仕上げるために 様々な工夫がなされています。古来より、五島では生地に椿油を塗ってから手延べ作業をしておりました。 椿油が生地の乾燥を防いでくれるので、生地が延ばしやすいのです。こうして出来上がった「五島うどん」は、「地獄炊き」と呼ばれている食べ方で 五島では昔から食されていました。「地獄炊き」とは簡単に言えば「釜揚げうどん」と同じ食べ方です。五島のうどんの表面の油は、麺を茹でた際に、麺への水(お湯)の浸透を防ぎます。 ですから「地獄炊き」の最中も、五島うどんは固さが保たれ、伸びたりしません。一方、表面の油は欠点も生み出します。油は麺への水の浸透を防ぐので、食感は固いのですが、モチモチ感がありません。 麺を強く噛むととプッツンと切れてしまいます。素麺も油を塗ってから延ばすので 同じ食感がします。ただ、素麺の場合は、このプッツン感が脳を癒して暑さを忘れさせる 効果があるそうです。また、油の風味は強いので、小麦の味を打ち負かせてしまいます。 油の酸化が進めば進むほど、油が勝ち、小麦の味そのものが感じられません。そこで、浜崎さんは考えたそうです。油を使う五島うどんは「釜揚げうどん」で食べるには適しているが、 「ざるうどん」や「かけうどん」には不向。油を使わない五島うどんを何としても作らねば・・・ そこから、浜崎さんの研究が始まりました。試行錯誤の末、出来上がったのが弊店で扱っている 「浜崎さんの五島饂飩」です。具体的には、•中力粉を使う(従来の五島うどんは強力粉で作ります)•小麦粉に混ぜる水の量を増やす•生地を熟成させる時間を長くするこうして、油を使わない、モチモチ感のある、そして、小麦の味を100%味わえる五島うどんが誕生したのです。今回、このページを書くにあたり、私自身で、あらためて「油を使った五島うどん」と 「浜崎さんの作った五島饂飩」を食べ比べました。茹でたてを冷水で洗って「もりうどん」で食べたのですが、 浜崎さんの五島饂飩はしっかりと小麦の味がするのですが、 油を使った五島うどんは小麦の味があまり感じられません。素麺は喉ごしを楽しむ麺ですが、うどんは小麦の味を楽しむ麺ではないでしょうか。素麺はより細く、そして、よりプッツン感が強い方が喉ごしが良く、爽快感を味わえるので、 油を使うべきだと思います。一方、うどんはモチモチ感があり、食べたときに小麦の味を堪能できる方が旨いと思うので 油を使わないうどんの方が私はずっと好きです。弊店は「昔ながらの真っ当な食材」を標榜してはおりますが、 昔のままの製法だけに固執している訳ではございません。原材料事情や食生活が変われば、それに対応して製法を見直すべきであると 考えております。鰹節を例に取れば、近海で水揚げされた鰹はかつてに比べ数段鮮度の良い状態で 製造家の手元まで届きます。皮肉な事に、鮮度が良すぎてそのまま加工すると 旨味が少ない鰹節になってしまいます。ですから、製造家は鰹の旨味を引き出すために 故意に鰹を弱らせてから加工を始めています。かつては鰹を弱らせてから切るなんて 考えられませんでした。五島ではポピュラーな「地獄炊き(釜揚げうどん)」ではありますが、 他の地域では「かけうどん」や「もりうどん」で食される方が大半であると思います。 伝統の技術を継承しながら、そして、それを更に進化させて作られるうどんが、 より多くの方に喜ばれるのであれば、新しい製法のうどんもまた「真っ当な食材」であると確信しております。油を使った五島うどんを食べて、その風味に違和感を感じられたことがある 方もいらっしゃると思います。もし、あなた様がそのような経験をお持ちなら、ぜひぜひ、 弊店の五島手延饂飩を お試しください。モチモチ感のある、そして、小麦の味がしっかりと味わえるうどん ですから。 うどん大好きです(*^_^*)なんておいしそうなのでしょう♪いろんなうどんを食べましたが、五島うどん・・・まだ一度も食べたことがありません。どんなお味がするんでしょう。ぜひ食べてみたいです(●^o^●)みなさまもぜひご参加ください*^^*企業紹介うどん手延べうどん五島うどん五島手延べうどん鰹節
ボリス☆ 2010-11-04 16:47:32 提供:株式会社 伏高
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「伏高」は、大正7年、祖父、中野高介により、日本橋の鮮魚仲卸として始まりました。
関東大震災の後、中央卸売市場が現在の築地に移転したのを機に、鰹節仲卸となり 主に飲食店様への鰹節、昆布、煮干等、海のだしの卸売を生業としています。
ホームページでは、私自身が「真っ当な食材」と納得できる ものだけを選び集めて販売しています。
正直な話、私が選んだ「真っ当な食材」は、価格だけを比べれば、 世間一般に販売されているものより高くなります。
しかしながら、その分、原料は厳選した素材を使っていますし、 職人はきちんと丁寧に仕事をしています。「価格の差」以上の感動が味わえる食材を品揃えしています。
伏高は「真っ当な食材」をつくる製造家を応援しています。
そして「真っ当な食材」を求めて下さるお客様を大切にします。
「日本の食文化を守りましょう」なんて偉そうなことは考えていません。 ただただ、旨い物を食べた方が人間は幸せだと思っているだけです。
このままでは日本の伝統的な製造家が姿を消し、「真っ当な食材」は絶滅してしまいます。
伏高は、昔ながらに丁寧につくられた食材をお客様のもとへ お届けすることで、子や子孫の世代まで本当においしいものを伝え残していきたいと思っています。
三代目店主 中野克彦