『築地仲卸 伏高』
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先日、モニター当選した築地仲卸「伏高」の白い煮干と青い煮干が届いた。 今まで「煮干しなどどれもほとんど同じ」と思って、添加物のある無しぐらいしか購入時の基準は無かったが。この2種類を並べてみると、色や大きさが全然違う。早速味の違いを確認するため、大根、ゴボウ、ニンジンを切りごま油で炒め、煮干しのだし汁、砂糖、しょうゆ、みりん、酒を加え煮物を作ってみたがさっぱり違いが分からない。 煮物でダメなら、よりダシの味が引き立つ味噌汁ではどうかと思い、煮干しダシを取り味噌をとき、そこに卵を崩して流し入れ、蓋をして2分弱火で蒸して、ときたま汁を作ってみたが、それでも違いが分からない。 しょうがないので、最後の手段として直接かじってみると、青い大きめの煮干しはコクと苦みが強く、味噌汁などダシの味がほぼそのまま出る料理に向き、白くて小さ目の煮干しは、しょうゆや砂糖で調整できる煮物などに向く感じ。当然ながらそこまで厳密に分けなくても、身がしっかりして味が強く、さっぱりコクがあるダシが出るので、どんな料理でも美味しくなりそうだ。 築地仲卸伏高様、美味しくて使い易い煮干し、どうも御馳走様でした!築地仲卸 伏高ファンサイト応援中築地仲卸 伏高
さやた 2010-11-27 22:10:33 提供:株式会社 伏高
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「伏高」は、大正7年、祖父、中野高介により、日本橋の鮮魚仲卸として始まりました。
関東大震災の後、中央卸売市場が現在の築地に移転したのを機に、鰹節仲卸となり 主に飲食店様への鰹節、昆布、煮干等、海のだしの卸売を生業としています。
ホームページでは、私自身が「真っ当な食材」と納得できる ものだけを選び集めて販売しています。
正直な話、私が選んだ「真っ当な食材」は、価格だけを比べれば、 世間一般に販売されているものより高くなります。
しかしながら、その分、原料は厳選した素材を使っていますし、 職人はきちんと丁寧に仕事をしています。「価格の差」以上の感動が味わえる食材を品揃えしています。
伏高は「真っ当な食材」をつくる製造家を応援しています。
そして「真っ当な食材」を求めて下さるお客様を大切にします。
「日本の食文化を守りましょう」なんて偉そうなことは考えていません。 ただただ、旨い物を食べた方が人間は幸せだと思っているだけです。
このままでは日本の伝統的な製造家が姿を消し、「真っ当な食材」は絶滅してしまいます。
伏高は、昔ながらに丁寧につくられた食材をお客様のもとへ お届けすることで、子や子孫の世代まで本当においしいものを伝え残していきたいと思っています。
三代目店主 中野克彦