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『心があったかくなるもの』・・・沢山ありますが

私の、妊娠・出産・子育ての「あたたかい話」を書いてみたいとおもいます
私は、２０代中頃から、ある持病を抱えてました
だから子供を産むことは諦めて、猫を３匹育ててました。

そして、結婚して、兼業主婦となりました。
３年後・・・コウノトリの授かりで、妊娠が発覚しました。
予定外・・・と言ったら、我が子に申し訳ないけど、自分でもビックリでした
持病もあったので、無事に母子健康で出産できる自信もなく、凄く悩みました。

私に出産を決意させた事・・・それは、我が家の猫でした。
妊娠が発覚する数日前に、交通事故で瀕死状態になっている仔猫を保護したんです。
動物病院へ連れて行き、大怪我はしてたけど、命には別状はなく、我が家で飼う事になり。
最初は車と人間恐怖症で「シャー」と威嚇したり、怯えてた仔猫も、
私が優しく抱っこしてあげたり、撫でてあげてるうちに、やっと懐いてくれるようになり
先住猫２匹とも、仲良くできるようになりました。
その仔猫が、大怪我で痛くて辛い思いをしても必死に生きようとしてる姿を見たり、
少し怪我が回復してから、先住猫や、私達家族の一員になろうと、凄く甘えてる姿を見てて、
命の大切さ、家族の大切さ・・・を知らされたんです

授かった大切な命・・・エコー写真を見ると愛おしく思い、出産を決意

でも妊婦中も、持病が原因で体調が悪くなり、かなり辛い時期がありました
悪阻が殆どなかったのが、幸いですが
でも主治医や担当助産師さんに相談しながら、マタニティーライフを過ごしてました。

そのマタニティーライフの時、我が家で飼っていた仔猫が、私がトイレに行くと、必ず私の膝の上に乗るんです。
そして、まるで「元気な赤ちゃんが生まれますように」と言ってるかのように、
オナカをペロペロと舐めるんです。
そのたびに、仔猫に「ありがとう」とナデナデ

そして、持病も出産も無事に乗り越えて、元気な男の赤ちゃんが誕生しました
初めての育児も大変だったけど・・・
でも、なんと猫達３匹も、赤ちゃんのお世話をしてくれたんです
赤ちゃんが泣いてると、頭を舐めたり、スリスリしたり。
そして、赤ちゃんが成長していくにつれて、遊び相手になってくれたり
普通、猫は、子供嫌いが多くて、引っ掻いたりする事もあるのに、
我が家の猫達は、人間のように穏やかかで優しいんです

だから息子は、猫達の事を「お兄ちゃん、お姉ちゃん」と呼ぶようになりました。
今は、息子が生まれた当初の３匹のうち、２匹は天国へ旅立ってしまったけど、
１匹は、まだ元気に生きていて、寝る時は、毎日一緒に同じ布団で寝てます

みゃっきー 　 2012-09-15 04:10:49 提供：ハウスウェルネスフーズ株式会社