この３月１１日に起きました　東北地方太平洋沖地震では、
想像もつかないほど大きな被害となり多くの人の命が犠牲になり、
今なお行方不明の方達はたくさんいらっしゃいます。

そんな中、やっとご家族の方と対面できて、大切なお家は流されてしまったけれど
ああ良かった・・生きててくれて良かった・・
生きててくれるだけでいい・・抱き合い泣きながら生存の喜びをかみしめておられる
ご家族がいらっしゃいました。

みなさんそんな思いでいっぱいだったと思います。

またこれは母から教えてもらったのですが、
地震４日目に被害が大きかった被災地にカメラが入り、映し出されていた中に
もうやせ細ってどろまみれになった一匹の飼い犬が現れたらしいのです。

こちらに寄ってくるのかと思えば、まるでこっちに来てといわんばかりに
招きよせた先には、息絶え絶えの目がかろうじて開いている程度に横たわっている犬のそばに立ち、
その犬の体を前足でなぜてやっているそうなんです。

助けてほしいという気持ちだったと思うんです。

そうやって犬同士も助け合うのかな・・・と母も涙を流して話してました。

それを聞いたとき　涙がうわぁ～とあふれてきて
ああ　人間であるわたしたちがもっとしっかりしなきゃ。

人が人を思いやり助け合う気持ちをもって、悲しんでいるだけでなく
今の現実を受け止めて、今自分でできることをやっていきたいと思ったんです。

そして大切な人はなくしてしまってからでは遅いんですよね。
だからこそ　今　大切な人達にありがとうを伝えたい。

この大地震は原発の放射能問題、まだまだ大変なことは続きますが、
ひとつひとつ今の自分にできることから、気づいたことから
やっていきたいと思っています。

このように人として本当に大切なことに気づかせてもらえて
　
ありがとうの気持ちでいっぱいです。

rian 　 2011-03-17 13:19:36 提供：ハウスウェルネスフーズ株式会社