ここはいったいどこでしょうか？？？？ ここはですね  「国営木曽三川公園」です。    上記のイベントをやっていました ここは、岐阜県海津市にある日本で一番大きい国営公園です     木曽三川とは？ 濃尾平野（のうびへいや）を流れる長良川（ながらがわ）・揖斐川（いびがわ）・木曽川（きそがわ）の総称です☆どの川もそれぞれに大きく、分流と合流を繰り返しながら下流に至りました。でもこの川は、住民に恵みをもたらすと同時に水害などの苦渋を太古からたくさん引き起こし、悪さもしたのです。   未来へ残そう！美しい流れ  豊かに流れるふるさとの川・木曽川。その美しさを守り、未来へ残していきましょう。こんなキャッチフレーズのもと川と自然と人間の暮らしにこだわった公園です・・・     さてどんな施設があるのでしょうか？     　　水と緑の館・展望タワー（工事中で登れませんでした）雄大な三つの川が一望できます。   高さ65mの展望タワーを持ち、治水事業の歴史や木曽三川に生息する魚や鳥、昆虫、植物等を紹介する展示施設を備えた「水と緑の館」、 輪中特有の「水屋（みずや）」と呼ばれる建物を持つ輪中の農家、シーズンの毎に花が咲く大花壇、 広大な芝生の広場等の施設があります。 （木曽三川公園センターホームページより引用）    太古からの川と低地で暮らす人々の共存と戦いの様子の紹介 この海抜０メートル地帯に人々が住み始めたのは、鎌倉時代だそうです。木曽三川（長良・揖斐・木曽）の下流域にあるわずかな陸地を利用して耕地（田畑）を作り、収穫を求めました。しかし度々起きる洪水により家屋も田畑も流されるという苦渋を強入られました。そのたびに、石を運び、土を掘りながら堤を作り、自分たちの暮らしを必死に守り続けたというのですから、人の執念とは凄いものだと感銘を受けました。「輪中」という言葉を聞かれた方は多くいらっしゃると思います。人々が暮らす陸地（中州）の回りに堤防が作られましたが、その堤防が丸く土地を囲んでいるように見えたことから「輪中」と呼ばれるようになったそうです。その時の暮らしも一角が設けられ紹介されています。たくさんの命が奪われた事実に人々の苦労と不屈の精神を知り、今得ている当たり前と思える状況に感謝したいと思いました。   【予告と感想】今回は、ここまでにしておきます。次回は輪中について、また治水に尽力した人と歴史についてご紹介したいと思います。歴史を知るたびに、今の暮らしが人の叡智と多くの人々の犠牲の上に成り立っていることを改めて感じます。これから私たちがなすべきことは、その努力に答えることであって壊すことではないと過去の人々の叫びが聴こえてくるようでした。 広大な川のもとの暮らしが教える、恵みと苦渋の歴史を学ぶには最適の公園です。また自然がふんだんに活かされたスペースで非日常的な風と空気と香りに身を置くと癒しの要素もたっぷり。体の中の空気が入れ替わったような清々しい公園です 本日も拙いブログにお越しいただきありがとうございました

スマイル 　 2010-10-20 10:29:39 提供：株式会社ケーエーナチュラルフーズ