この連休は辰屋さんから届いたお肉を堪能致しました^-^と言う事で、鋤焼(すきやき)セットの紹介やレポートをアップしていきたいと思います。店主がこだわり抜いた「神戸牛鋤焼のセット」の内容は菊池酒造「黒田庄」角長「湯浅醤油」三谷製糖「讃岐和三盆糖」神戸元町辰屋「神戸牛みすじ」となっています。前回、お肉の紹介をしましたが、お肉とセットになっているお酒やお醤油、砂糖がそれはもう素晴らしいものなので、続きで個別に紹介しておりますので、良かったらご覧下さい。ランキングに参加しています。下のバナーをクリックして頂けると嬉しいです♪m(_ _)mレシピブログに参加中♪■菊地酒造「黒田庄」岡山は倉敷の菊池酒造で造られているお酒です。米は神戸ビーフの素牛である「但馬牛」の生まれ育つ土地である兵庫県の山田錦が用いられており、同じ大地に育まれたお酒と言う事で、相性抜群の組み合わせとの事。辛口の日本酒で、喉越しのキレも良くすっきりした味わいでした。色々な日本酒をこれまで飲んできていますが、これほど「牛肉」に合う日本酒ってお目にかかった事がありません。しかも神戸牛との相性が本当に良かったです。関西風のすき焼きといえば、割り下を作らず、酒・醤油・砂糖で調味していくのですが、店主が勧める様に、すき焼きの味調整時に水や他の日本酒では出せない旨味がありました。これまで何度もすき焼きを食べていますが、すき焼きに使う時のお酒と牛肉の相性、考えた事もなかったので、とても驚きでした。みすじと言う牛1頭から2kgほどしか取れない稀少部位、赤身の扱いとはいえその霜降り具合はすごいものがあり、すき焼きで食べるのにあたってその脂の旨味はかなり濃厚です。これをしっかり受け止め、さらなる旨味に変えていくこの黒田庄は、まさにこの鋤焼セットの為にあると言っても過言ではないと思います。■角長「湯浅醤油」醤油発祥の地として有名な紀州湯浅の「湯浅醤油」関西在住ですと、とても馴染みのある「湯浅」の名前ですが、その中でも創業170年の歴史を誇る湯浅醤油の老舗中の老舗「角長」の逸品「角長手づくり醤油」です。湯浅醤油は我が家でも馴染みのある醤油なので、とても香りが良いのでお気に入りの醤油の1つです。見た目の濃厚さとはうってかわって、とても柔らかい優しい味わいのお醤油なのですが、これが牛肉の脂と良いバランスが取れていてびっくりしました。鋤焼きは「醤油の風味」が要になると私は思うのですが、この醤油の風味と牛肉の風味が絶妙のバランスで混じり合って、これまでにない鋤焼きの香りでした。醤油1つで味がぐっと違ってくるものなので、今回この角長の湯浅醤油で鋤焼きを楽しめたのはとても良い経験になりました。■三谷製糖「讃岐和三盆」創業より200年、伝統製法を守り続けてきた香川県にある三谷製糖羽根さぬき本舗の「讃岐和三盆」後味がよくあっさりした独特の風味と舌触りの滑らかさが特徴です。辰屋店主曰く「いろいろな砂糖を試しましたが、神戸牛が元来持つ脂の甘みとケンカをせず、見事なハーモニーを演出し、味全体の基礎を担うことができる、唯一の砂糖です。」との事。和三盆は時々料理に使ったりするので、非常に小さなパックのものを用意しているのですが、この様に大量に和三盆を見たのは初めてです。そしてびっくりしたのですが、香りがとても良いんです。封を切った時思わず「良い香り!!」と声に出たほど。これこそがサトウキビの香りなのでしょうが、実に「雑味の無い香り」で驚きです。和三盆を鋤焼きに使うのは人生でお初でしたが、何とも優しい味わいの鋤焼きになり驚きでした。多分これは他の牛肉ではバランスが取れず、神戸牛との相性の良さなのだと思います。日本酒、醤油、砂糖…この3つを使って作る鋤焼きですが、まさに神戸牛の為に選ばれし逸品達でした。そんな逸品達を受け止める神戸牛がこちら。神戸元町辰屋さんの「神戸牛」この部位は「みすじ」と言って、肩部分の中程にある赤身肉で牛1頭から取れる量が少ない稀少部位です。肉質が良いので焼肉として使われる事が多く、私もこの部位は焼肉でしか食べた事がありません。なので今回とっても楽しみでした。赤身肉とは言っても、この霜降りです。焼肉で食べる時でもとろける柔らかさですが、これが鋤焼きになるとまた一層の味わい深さでした。人生の中でこんな鋤焼きを食べたのは初めてでした。すき焼きのレポートは次回分にて紹介致しますね。ぜひお付き合い下さいませ。本当に本当に美味しかったです♪【関連記事】・神戸元町辰屋さんの鋤焼(すきやき)セット・神戸元町辰屋さんの特選リブロースランキングに参加しています。下のバナーをクリックして頂けると嬉しいです♪m(_ _)mレシピブログに参加中♪こちらもよろしくお願いしますm(_ _)mにほんブログ村
投稿日時:2012/05/01
: ゆりぽむ通信別館◇酒肴館◇
提供:有限会社辰屋