摂取エネルギーを抑えて、消費エネルギーを増やすのが一般的なダイエットの方法。 でも、それほど摂取エネルギーが多いわけでも、運動量が少ないわけでもないのに、 なぜか太ったり、痩せられないという人も少なくない。 そこに関与していると考えられる、 これまでのダイエットの常識とは異なる 意外な原因、〝炎症〞とはいったいどんなものなのだろう。ダイエットの成功を妨げる〝炎症〞って、どういう状態？炎症というと、赤くなったり、痒みや痛みを伴う症状をイメージしてしまいがちだ。が、ダイエットに影響を与える炎症は、それとは少し異なる。「精神的なものであっても、肉体的なものであっても、環境的な要因だったとしても、体がストレスを感じると脳から『ストレスに反応しなさい』という指令が出ます。そこで副腎から分泌されるのがコルチゾールと呼ばれるホルモンです。コルチゾールは抗炎症作用があり、炎症の火消しの役割をしてくれます。つまり、ストレスは炎症を生じさせる火種であり、たくさんのストレスなどでその火消しが追いつかなくなって火災が発生した状態が炎症なのです」。でも、困ったことに、体の中の炎症は、皮膚の炎症などと違って、あまり自覚症状がないのだという。そのため、「多くの人は炎症状態であっても気づかないのです。疲れやすい、気力が出ない、便秘、頭が重いなどといった不定愁訴がある方は、何らかの炎症があると疑ったほうがいいかもしれません」。病気ではないけれどなんとなく体調がすぐれないという状態は、現代人であれば、誰もが一度は経験したことがあるはず。だとすると、ほとんどの人が体内に何らかの火種を抱えていて、かなりの割合で炎症状態になっていると言えそうだ。ダイエット成功の鍵を握るのは“コルチゾール”体内が炎症状態になると、なぜ摂取エネルギーや消費エネルギーに関係なく、太ったり、痩せにくくなったりするのだろうか？ 私たちは毎日様々なストレスと向き合っている。ストレスが多ければ、その分、コルチゾールもたくさん分泌されることになる。「コルチゾールには、抗炎症作用だけでなく、お腹や胴まわりに脂肪を蓄積するように働く作用もあります。そのため、女性にとっては嬉しくない体型になってしまうのです。これは、その昔、ストレス= 飢餓だったため。食べ物がないというストレスに対して、コルチゾールの分泌量を上げて、体内に栄養分をストックするように働き、しばらく食べ物が得られなくても生きていけるように対応していたのです。でも、現代の日本では飢餓に対応する必要がなくなっているので、そのストックが、すべて余分な脂肪となってしまうのです」 反対に、コルチゾールが枯渇したり、分泌できない状態も、やはり、ダイエットの大敵となる。「過剰なストレス状態が続くと、アドレナル･ファティーグ（副腎疲労）が起こり、コルチゾールを十分に分泌できなくなってしまいます」すると、炎症の火消しがスムーズに行われなくなるため、代謝機能やエネルギーの産生量が低下して、痩せにくい体になってしまうことに。「コルチゾールは、多くても少なくてもダメなのです。ストレスの要因を調べ、コルチゾールを適切なレベルに戻してあげることが、ダイエットのためには必要になります｣食物や金属に対する炎症反応も脂肪の蓄積に関与また、食べ物や重金属などによる炎症も、太りやすい体質の大きな要因だ。食べ物の場合、ダイエットの観点では、遅延型フードアレルギーのチェックが重要となる。「アレルギーや、消化酵素がないために未消化な状態の食べ物が腸から吸収されることで、体が敵だと思って反応してしまうのが、免疫反応であり、炎症反応なんです。特に、遅延型フードアレルギーは、すぐには症状が現れないタイプ。その症状も不定愁訴のようなもので、人によって強さもまちまちなので、気づきにくいのです。そのため、ジワリジワリと炎症が進行し、より一層、未消化の状態が深刻化することに。そうすると、最初のきっかけは一つの食品だったとしても、火種がどんどん増えてしまい、これまで全然食べたことがないような食べ物や、通常アレルギーが現れないようなものにまで反応するようになってしまうこともあります」当然、未消化な状態では吸収されにくいため、摂取したものが効率よくカロリーとして消費されず、脂肪として体に蓄積される可能性も高まってしまう。 「重金属が原因の場合は、特に水銀がダイエットに大きな影響を与えます。アトピーの治療、その原因の一つに、重金属がある人がけっこういらっしゃるのです。アトピーの治療でその重金属を取り除くと、ダイエットが目的ではなくても、まず痩せます。これは、水銀などの重金属が、代謝を阻害したり、必要な神経伝達物質を減少させたりしていたから。つまり、重金属が溜まっている人は、カロリーを抑えても、太りやすくなるのです」だが、フードアレルギーや重金属は、ダイエットを妨げる炎症の火種の一つにすぎない。この火種を消しつつ、火消しをしてくれるコルチゾールをしっかりマネージメントできる状態にすることが、ダイエットのためには欠かせないのである。---------------〓マルコメ株式会社さんの美麻高原蔵 天然醸造 二年味噌・『さばのみそ煮缶』ちょびリッチなさばの味噌煮缶詰。二年間じっくり天然醸造した香り豊かなみそと、鮮度のよい八戸で獲れた鯖を使用されているそうで、なんと手で詰めている丁寧さ。魚の旨味、みそのコクと香りをあますことなく詰め込んだものです。鯖は鮮度の良いものを使用されているだけではなく、肉厚で脂が載っています。そのまま葉物の上に白髪ネギを添えて食卓へ出しましたが、そのままでしっかりとした味付けでご飯も進むまろやかな美味しさでした。お中元にも贈って喜ばれる一品と思えますので、候補の一品として考えています。ごちそうさまでした。マルコメファンコミュニティファンサイト参加中

miu 　 2012-06-04 19:41:22 提供：マルコメ株式会社