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心に残るお弁当のエピソード [2011-06-02 20:49:52][ブログ記事へ]

今回のお題は「心に残るお弁当のエピソード」だが、自分は引っ越しの朝に大家さんが持たせてくれたおにぎりを挙げたい　前職に就くまで、自分は家賃２７０００円のアパートで就職浪人生活を送っていたが、そんなアパートに住むだけあって、いくら自炊を駆使しても食生活に余裕がなかったそんな状況を見て、大家さんは庭の木になった柿、田舎で取れた野菜、手造りのお惣菜などを差し入れてくれ、それのおかげでアルバイトや資格試験の勉強を乗り切ることが出来た　そして勉強のかいあって合格し前職に就くことになり、アパートを出ることになったわけだが、その当日も「途中でおなかが空いたら食べてね」と、別れを惜しみ半分泣きながらおにぎりを１０個近く持たせてくれたそのおにぎりは、引っ越し先で後片付けが深夜に及び、同居人となる同期の人間と食べたが、おにぎりの塩味が１日中の作業で疲れ切った身体に染み渡り、その美味しさ、大家さんの優しさ、アパートでの思い出などが重なり涙した　もちろん、母親が作ってくれた弁当も美味しかったし心に残っているだが、弁当で泣いたことは、後にも先にもこれ一回だけ家を買い１１年経った今でもたまに、グーグルアース等でアパートの周辺を調べることがあるが、アパートの健在を確認するたびに、当時のおにぎりを思い出すのだ心に残るお弁当のエピソード（パスタ以外にもアレンジ自在、パスタソースプレゼント）　←参加中日清製粉株式会社 続きを見る ['close']