裁く技術とは。。。
[2009-11-20 11:05:18][
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なので、《砂漠技術抜粋版》を、読ませていただきました
読み始めて直ぐに、知らなかったと思ったのは、約28年で20歳以上の日本国民にぐるりと全員一回りする!ということ
つまり、28年に1度は必ず〈裁判員候補者通知〉が、届くということですよね
そこで、一つの疑問が
20歳以上で、上限の年齢制限は無いのでしょうか?
今から27年後に届いても、呼び出された場所まで行くのは困難じゃないかないやもう生きてはいないかも
ニュースで聞いていても、詳しいことはまだまだ知らないし、事前にもう少し知っておきたいな!というのが実感ですがきっともう報道はされていたのでしょうが、私が知っている情報としての記憶には残っていないわ
最初に届くのは、翌年の候補者リストで、その1年のうちで呼び出し状が来るんですね
そこで一つ驚いたのは、呼び出し日当日、刑事裁判についての一般的な説明を受けたのち、個人面接をし、最終抽選により裁判員が決まる!
これが全て、午前中に行われ、その午後には裁判(第1回公判期日)なんですよ
ちょっと、いやかなりビックリなんですが
まず、抽選で選ばれてしまったことに、動揺するでしょうね私は
それなのに、午後には気持ちを切り替えて入廷しなくちゃいけない
そして、そこで、事件の全容を聞く訳ですよね
舞い上がっている上で、全てが耳に入ってくるのかな
私が心配なのは、短時間で自分を取り戻し、全容を理解し、自分なりの判断が出来るのだろうか!?という点
誰かが、何かを言えば、その場では「あっ、そうか」と納得してしまい、家に帰って冷静になった時に初めて色々な疑問が浮かび上がりそうです
勿論、初日だけで全てを判断するわけではないし、その後2日目、3日目と続くのですが
今回の《砂漠技術抜粋版》の中には、犯人かどうかを決める技術という章がありましたが、これについては今まで見聞きしていたことにそう変わりはありませんでした
ただ、以前からずっと疑問に、そして不満に感じているのは、弁護士のあり方ですね
被告を弁護する立場は分かるのですが、事実に基づいての弁護をして欲しい!!と強く望みます
今のあり方には、疑問と不満が残ります
次の章で驚いたのは、懲役年数を決める技術!
今までも、「標準値」というものに頼って判断していますが、この今までの判例では、国民の罪の意識とはかけ離れていたので、裁判員制度が導入されたのですよね
でも、全く裁判などとは縁の無かったものが、この短期間に「今までが軽すぎる!もっと重い罰を科すべきだ!」と言えるのでしょうか!?
話し合う相手はプロの裁判官ですよね
実際の判例を読むとさらに驚かされました
前科がある、なし!で、の判断基準の違い
日本の裁判のあり方って、過去の判例に縛られていて、これで本当に公平に判断を下されているのでしょうか
よく、ドラマや映画などになっている、偏った考えに裁判官などが実際は居ないことを強く望みます
そして、裁判員となった方が、冷静な判断を出来る環境を与えて欲しいですね
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