きょうりんさんのプロフィール

２人の娘は今小学６年生と２年生 この絵本の「ちいさいわたし」の時期はもうずいぶん前に通り過ぎてしまいました 思い返すと、私も随分と子育てに悩み焦っていた時期がありました 周りと同じ、平均であることがとても大切なような気がしていたのです 今思えば、どうしてあんなに焦ってたんだろうと思いますが （あっ今も時々焦る事ありますけどね） 「言葉が遅い」「おむつが取れない」「中々歩かない」「お友達とうまく遊べない」 私の周りで今現在「ちいさいわたし」たちの子育てに一生懸命なお母さんたちは誰もが何かしら悩んで打ち明けてくれます そんなお母さんたちを見ると「ああ頑張ってるな」と微笑ましく思うのです そして「焦らなくても大丈夫ゆっくりでもちゃんとその子のペースで成長してるよ一つ一つ出来る事が増えていくこの時期はとっても貴重な時間その成長を１つも見逃さないように、おおらかな気持ちで見守ってあげてね」と伝えます 大人が思っている以上に、子供本人も色々な事を考え、悩み、頑張っている そんな姿を見ないのはもったいないよと思うのです 何でも手を出してあげたくなるけれど、子供のことを信じて見守ってあげる気持ちの余裕が大切な時期かもしれませんね この絵本は乳幼児期の大変な子育て期を頑張っているお母さんたちにぜひ読んでもらいたいと思います そして同時に、私のように「ちいさいわたし」の時期を過ぎた子供を持っているお母さんにも、何か忘れかけていた物を思い出すきっかけになる絵本です 大きくなっても、子供たちは日々成長しているのですから 読み終わると、ちょっと鼻の奥がつーんとして、切ないような何とも言えない優しい気持ちになれる絵本です 続きを見る ['close']