私の夏の大冒険
[2012-08-06 08:14:49][
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モニプラさんの募集から★ 夏休み特集第2弾 「私の夏の"大冒険"」を大募集! ★ ←参加中二十歳の夏だったでしょうか友達と「東北一周」冒険旅行に出かけました東北向けのフリー切符買って新幹線夜行列車ローカル線に乗ってウインドウズ発売されて間もないころだったから「乗換案内」とか使いこなせる時代じゃなくて時刻表と地図を駆使して計画を練って親に頼み込んでお金援助してもらって周りは海外海外♪と楽しそうだったけれど私は、どうしても国内東北がよかったこのマンガ↓で、主人公たちが青森に行く話も私の背中を押してた当時親戚も知り合いもいなかった東北の北部にどうしても行ってみたかった花巻から東に抜けて、釜石から北上し、宮古、岩泉盛岡まで戻って角館へ田沢湖付近山形は残念ながらお金と時間がなくて断念秋田から八郎潟を横目にみて絵本の世界を思い出す東能代から五能線にのって海沿いの景色を堪能神の領域、白神山地の入り口をのぞかせてもらう弘前青森へ向かって、夜行で上野へ地図鉄道好きな父の影響学校ではじめて学んだ日本地理今までバーチャルな世界でしか体験していなかった東北はじめて「実体験」できたいろんな意味で、衝撃だったちょっと塩が濃い味付けも方言の美しさもそして自然の素晴らしさも社会人になってからは仕事でしか行かれなくなってしまった、東北じっくりと「土地そのもの」を体感できたのは時間があった学生時代だったからなのか子どもにもいつか体感してもらいたいなと思った矢先の震災私が巡った東北の左半分は、今は電車で立ち入ることができない宮古市の田老だったかな朝、港を散歩していた時に、崖をみた「昔、津波がここまできました」という印がついていた過去の教訓から素晴らしい防波堤が作られていて、「防災の町」であった分厚いコンクリートの上を歩きながら「自然の脅威ってこういうことなのか、でも今はこんなに立派な防波堤があるからな」その効果を信じて疑わなかった十数年後、想定をはるかに超えた波が襲ってくるだなんて思いもよらなかった宮古へ向かうときに美しい海岸線をみながら乗った電車も、復旧のめどがたっていない無力な私は、ただいくばくかのお金を寄付することしかできず恥ずかしい限り自分の子どもには、私みたいに無力な人間にならないように育てたいそのために、時期が来たら必ず東北の姿をみせたいと思っています
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