『口と足で描いた絵』
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皆さんは口と足で絵を描く画家さんがいるってご存知でしょうか?
両手の自由を失った障がいのある画家さんたちが口や足に筆をとって絵を描いているんです。数年前に初めて見た時は本当に手と足だけで描いているの!?と衝撃を受けました。
生まれつき体が不自由な方もいれば、交通事故などによっての方など、その理由は様々ですが、活動を通して社会と関わり自立し、作品を通して色んな方へ勇気や希望を届けられている姿にとても感銘を受けました。
そんな画家さんたちの絵がこちらに公開されております。
↓
MFPA ミュージアム 【SPORT & PEACE スポーツや平和に想いをこめて】
https://www.mfpa.co.jp/net-gallery/vol-08/index.html
8回目となる今春のネット絵画展は、今夏開催予定だった国際的なスポーツイベントをテーマにした絵を紹介されています。
画家さんたちはこの一大イベントに想いを馳せ、数年前から絵を描き、力を込めて制作されたようです。また、協会創立40周年の際に、「私の平和の絵」というテーマのもとに描かれた作品も紹介されています。
どれも、見入ってしまうほど素敵で、自分の中のお気に入りを決めるのに迷いましたが、あえて一つ選ぶなら、これです。
ジョン バンス「腕の中の平和」
まず色彩の美しさに魅了されました。
そして、この親子の表情。お母さんの腕の中にいる子どもは勿論ですが、お母さんもとても優しい顔をしているのが印象的でした。この親子の表情から、住んでいる世界もとても平和なんじゃないかと想像しました。
そして一番気になったのが、子どもの手が人間の手に見えるんです。もしかしたら深い意味はないのかもしれないですが、動物も人間も生きとし生けるもの全てが心地よいと感じる世界こそが真の平和なのだと考えさせられました。
また動物メインに描かれていますが、この腕の中の平和は人間の世界でも同じだよと伝えられている気がしました。
私も子どもが2人いる母親ですので、雨や風をしのげる住まいがあり、そこに家族がいる。あったかい家庭がある。そんな当たり前の事が幸せであるという事を改めて再認識させてくれる作品でした。
常日頃から何気ない日常に幸せを感じている作者さんだからこそ、このような絵が描けたのかなと思います。
こちらは口で描かれたみたいですが、他人よりハンデがあっても、このような力強い作品を描けるなんて本当にすごいです。ありきたりな言葉になってしまいますが、とても感動しました。
今、緊急事態宣言による外出自粛要請で、皆さん自宅にこもりっきりだと思いますが、こちらの絵を見ればきっと、画家さんの生きる勇気や希望をしっかり感じ取る事が出来ると思います^_^
是非皆さんにもこのステキな世界を感じとってもらえたらと思います!
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らんころ☆美容大好き☆ 2020-04-28 12:57:33 提供:口と足で描く芸術家協会
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口と足で描く芸術家協会(MFPA-Mouth and Foot Painting Artists)は、
両手の自由を失った人たちが生きる勇気を得ること、
希望と自信を持つこと、
生涯をかけての仕事をすること、
自身の働きにより一定の収入を得て自立すること、
これらを目指し活動しています。