『口と足で描いた絵』
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今日はちょこっとまじめなお話 口と足で描く芸術家協会 さんから牧野 文幸 さんについてご紹介します。 何度かご紹介したことがありますが、口と足で描く芸術家協会は、両手の自由を失った障がいのある画家たちが口や足に筆をとって描いた絵をもとに、グッズを作成、販売しております。そして、その収益により、画家たちの自立を目指しています。 【画家のアトリエ】牧野 文幸「生きるよろこび」 牧野さんの障がいは先天性のものではなく、高校生まで勉強もスポーツも頑張る健康な人だったそう。高校生の時、水泳の授業で頚椎を損傷し、下全身マヒの障がいを負ってしまったんですって。 その後大変なリハビリを経て、高校も周囲の人の手助けがありながらもちゃんと卒業されたそう。でも、高校卒業という目標を達成したら、何をしたらいいか分からなくなってしまったんですって。そこで出会ったのが絵を描くこと。 以下、牧野さんの作品を一部ご紹介しますね。 猫好きの私的にお気に入りの作品。今の時期にぴったりな作品ですよね。 この絵もいいですね。ただ花火がキレイ、っていうだけじゃない印象なの。先日京都でも花火大会があったのですが、実際の花火よりこの作品の方が心に残ります。 以下、馬の絵を3作品並べてみましたが、全部違うの。静。この作品好きな人も多いんじゃないかしら。 迫力ある躍動感が伝わっています。 走るどころか飛んでいきそうです。どれもこれも素敵な作品ですよね。身体の不自由な人が描いた、という前提なんて全く必要なくて、作品だけで素敵だなーと思えます。 その後個展を開くまでになった牧野さん。コラボグッズを売り出すなど、精力的に活動されていましたが、志半ばでお亡くなりになりました。 でね、今回の本題である、生きるよろこび、について。 牧野さんの言葉より抜粋絵画というものに、これといった興味があるわけでもなかった私は、何もしていないよりは良いだろうとの思いから「描く」ことを始めた。初めは「ワラにもすがる」に似た気持ちだったかもしれない。しかし、「描くこと」が「ワラ」などではなく、「命綱」であるということに気付くのに、時間はそれほど必要ありませんでした。「死んでいないだけ」の、人生の浪費ともいえる日々を、「生きている」と実感できるものへと一気に引き上げてくれたのです。以来、「描くこと」が、「生きること」の意味や価値を与え続けてくれています・・・・・・ 世の中には自分の夢に向かって頑張ってる人もいれば、夢破れた人もいるだろうし、たとえ健康であっても、ただ生きているだけ、毎日息をしてるだけの人もいるかもしれないです。 牧野さんの作品の数々は、キャンバスに色んなものが投影されて、彼自身の生きる意味、そして見る人の生きる意味まで考えさせられる気がします。きっと人生の充実度を数字化することができたら、牧野さんは限りなく100に近い人生だったのではないかしら。 ちょっと自分自身の怠惰な生活を恥じ入る気持ちになりました一日一日を大事に過ごしていきたいなと改めて思わされましたよ。 詳細、リンク先ぜひ読んでみてくださいね。 協会について、また彼らの作品を使ったグッズについてはリンク先ご覧くださいませ♪他の方の作品がネットでも見られますし、実際に開催されている絵画展の日程もチェックできますよ。 【画家のアトリエ】牧野 文幸「生きるよろこび」を紹介してプレゼントをもらおう♪ ←参加中
sakura 2018-06-09 12:30:31 提供:口と足で描く芸術家協会
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口と足で描く芸術家協会(MFPA-Mouth and Foot Painting Artists)は、
両手の自由を失った人たちが生きる勇気を得ること、
希望と自信を持つこと、
生涯をかけての仕事をすること、
自身の働きにより一定の収入を得て自立すること、
これらを目指し活動しています。