『口と足で描いた絵』
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クリスマスの日、どうやらあの人会社の忘年会のようですよ。仕方がないことですけど。本人の許可はもらっているので、当日預かっているカギで勝手にプレゼントを置いてこようかと思っとります。
ただあの人には「手作りケーキだけ置いてくる」と伝えているんです。だから、メッセージも、プレゼントも内緒にしとこうと思っています。
プレゼントは何を買っていいか本当にわからなかったし、丁度接客してくださったのが店長さんだったので、予算を伝えて選んでもらっちゃいました、実は。だからこそ、メッセージを凝ったものにしたかったんですよ。
ちょうど「手と足で描く芸術協会」さんから素敵なクリスマスカードを3種いただいたので、その中から選ぶことにしました。あーでもない、こーでもない。実際にプレゼントと一緒に置いてみて、一番しっくりきた「イヴの夜を描いた幻想的な風景画」にしたんです(冒頭の写真参照)。ロザリーノさんというアルゼンチンの方が描いた作品になります。
『彼らには自由に使える両手はありません。しかし、口や足といった残された体の機能を使い、絵を描く訓練をします。一本の線が引けたとき、彼らは深い絶望から解放され、自信を回復します。やがて価値あるものを創造し、協会を通して広く社会に問いかけることができたとき、画家という生涯の職業へと育っていきます』 パンフレット抜粋。
一筆一筆想いを込めて描いた作品だから、わたしもカードに想いをきちんとのせて、大切な人に伝えたい。
「お仕事お疲れさま来年の今 一緒に過ごせているようなそんな関係を続けていくことが一年をかけての わたしへのプレゼントになるからねメリークリスマス☆彡」
ラッピングは100均で済ませて申し訳ない―――と思いつつ、気持ちだけはきちんと込めたつもり。今からもう来年のプレゼントをねだっているっていう、しょうがない内容ですけど。
わたしへのプレゼントは「来年も今のままの関係でいてくれることだからね」
あの人、こういったことにものすごく鈍感な人だから、たぶんそんな意図伝わらないような気がする。だからドストレートに伝えたほうがいいことがわかっているのですが、なにぶんわたし、恥ずかしがり屋なんで、これで勘弁してください。意図が伝わったらラッキーってことで。
喜んでくれるだけで、満足ですけどね!
わたしに届いたメッセージ。ひとことでも言葉をいただくと、やっぱりうれしい。このメッセージカードのバラのお花、とっても上品で素敵!
クリスマスカード、メッセージカード以外にも協会さんから多数のグッズが販売されています。よろしかったら口と足で描いた絵ファンサイト もご覧になってください。「口と足で書く芸術協会」という活動の詳細も、こちらにあります(安定の他力本願でごめんなさい)
「和は輪に通じる」とおっしゃったのは、私の好きな作家さん。「人をひとりにしないことで、輪になっていく」っていう意味だったかと思います。絵を描くことは「ひとりの作業」で、孤独を伴うけれど、こういった協会さんの力で「ひとりの作業が、輪になっていく」んですよね。
わたしは「メッセージを伝える」という簡単な作業しかしていませんけど、そんなちょっとのことで、簡単に輪に加えてもらえるんですよね。それがとっても幸いであります。
miori 2015-12-21 22:52:35 提供:口と足で描く芸術家協会
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口と足で描く芸術家協会(MFPA-Mouth and Foot Painting Artists)は、
両手の自由を失った人たちが生きる勇気を得ること、
希望と自信を持つこと、
生涯をかけての仕事をすること、
自身の働きにより一定の収入を得て自立すること、
これらを目指し活動しています。