快適な暮らしには、エアコンは欠かせない。けれども、使わずに済む
ならそれに越したことはない…そんな風に考えられている方は多いの
ではないでしょうか。

家はこれまで、断熱性・気密性を高める方向に進化してきました。
これは実は、電気やガス、化石エネルギーを前提にした考え方。

「断熱」で極力外界をシャットアウトし、冷暖房機器で屋内の気温を
上げ下げするわけです。
その対局ともいうべき家のあり方が今、注目を集めています。太陽や
風の恵みを積極的に設計に取り入れ、四季を通じて快適な家を実現する。
そんな設計思想であり、テクノロジーです。

その名を、SOWE Design（ソーウィーデザイン）といいます。

自然とともに暮らす家を建てるのですから、設計の段階でも、自然と
コラボレーションすることが大切です。「断熱」だけではエアコンなど
が必須になってしまいますから、5つの考え方を組み合わせます。

「集熱」：暖かさを得るために、開口部等の設計を工夫し、太陽の
　　　　　恵みを最大限にいただくことを考えます。
　
「遮熱」：夏期など涼しさが好ましい時期には、逆に、太陽の熱を　
　　　　　いかに遮るかを考えます。
　
「蓄熱」：せっかく取り入れた暖かさは、寒くなる夜間のために家の　
　　　　　中に蓄えておきましょう。夏期には逆に、夜間の「涼しさ」
　　　　　を蓄えて（「蓄冷」）、暑くなる日中に備えます。
　
「断熱」：暖かさであれ涼しさであれ、屋内の快適さを逃さないよう
　　　　　にする。その考え方が「断熱」です。

「排熱」：涼しさを得る（室温を下げる）ためには、自然の風の力を
　　　　　利用します。風向や屋内での空気の流れ、抜け方を考えれば、
　　　　　エアコンに頼らず凉が得られます。
　
これら5つの言葉は、コンセプトに過ぎません。しかしこれらを適切に　
組み合わせれば、太陽と風の恵みで快適に暮らせそうだということが、
お分かりいただけるのではないでしょうか。

そして思想はもちろん、構法から設備の詳細まで、実現のための
具体的な方法論を備えているところに、SOWE Designのリアリティが
あります。


　　　私は、大改造！！ビフォーアフターが好きで、良く見ています。
　　　昨日見た家は、土や屋根裏に蓄熱するようなリフォームをして
　　　いました。

　　　重量木骨の家が提案されている「S」「O」「W」「E」「D」の中で、　　　私が一番興味を持ったのは、5つの熱でエアコン知らずでした。

　　　計画停電なども心配される今の日本の状況の中で、素敵な提案だ
　　　と思います。

エコ住宅Web「SOWEDesign」感想投稿で空気洗浄機が当たる■重量木骨の家　←参加中

藍色の部屋（TOKU) 　 2011-10-31 00:00:00 提供：重量木骨の家