『パン食系女子のファンサイト ~パンを愛するすべての女子のためのファンサイト~』
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現在私は31歳で小学4年生の息子がいます。
幸い? 1歳から通っていた保育園でも、
今の小学校でも給食です。
部活の試合や遠足などの行事でお弁当を作るのが
たまにのことなのに、とても大変に感じます。
25年前に私が通っていた幼稚園は
毎日お弁当持参でした。
私の上に続けて兄、姉がおり、
加えて父のお弁当と計4個のお弁当を
母は毎日毎日繰り返し作っていたのかと思うと
頭が下がります。
ある時、幼稚園で配られた本に
お弁当のお話が載っていました。
私は、そのお話をとても好きになり、
そのお話に出てくるお弁当を作って欲しいと母に頼みました。
けれど、毎日毎日4人分のお弁当を作っている母は
なかなか私の希望を叶えてくれません。
私は毎日のように頼みましたが、
お昼にお弁当箱を開けても、いつもと変りありません。
そんなこともすっかり忘れてしまったある日、
いつものようにお弁当の時間がきて、
先生が大きなやかんからコップにお茶をついで回ってくれます。
お友達みんなと 「いただきます!」のあいさつをして
お弁当箱のフタを開けました。
『 えっ?! 』
お弁当箱の中は真っ白のご飯だけ。
赤い梅干しさえのっていません。
ちょっと恥ずかしい気持ちになってフタでお弁当箱を隠しました。
「お母さん 朝寝ぼうでもしたんかな?」
ドキドキしながら箸でお弁当をつつきました。
すると 真っ白のご飯の中から
赤いウィンナーが!!
それで気が付きました。
私が「作って!作って!!」 と せがんだ、
隠し弁当だっ!!と。
お弁当の中からは、ご飯にまみれた卵焼きや
お魚、ミートボールなどが出てきたと思います。
最初は恥ずかしかったのに、
本に出てきたお弁当だと分って、
友達に「見て見て!すごいやろ!!」と自慢しながら食べました。
家に帰ると、母は笑顔で
「 最近かくし弁当のこと忘れてたでしょ?
こういうのは、すぐわかったら面白くないしね!」
といいました。
そうか!驚かすために、わざわざ私が忘れるのを待っててくれたんだ!
あの時のお弁当の事は、今でも良く覚えています。
蓋をあけた瞬間、
夢にまで見たお弁当だと気が付いた瞬間。
お母さんの優しさ。
私も息子が大きくなるまでに1度でいいから
いつまでも覚えていられるようなビックリお弁当を作りたいと思っています☆
ぴこ☆ 2011-05-21 18:00:56 提供:日清製粉株式会社
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