今年こそは作りたいなぁと思っていたものがありまして、それが
桂花醤(ケイカジャン)
と言うものです
こんにちは!
当ブログにお越し下さりありがとうございます♪
国際中医薬膳師・管理人のゆりぽむです。
薬膳ぽく桂花の名前を使っておりますが、皆様お馴染みの「キンモクセイ」の事で、その花びらをシロップで煮て風味をつけたものです。
続きでちょこっと解説しておりますのでお付き合い下さいませ。
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漢方では金木犀の花は「桂花」(けいか)と呼び乾燥させたものを中薬として用います。
桂花は体の寒さを追い出し体を温めてくれるので、冷えから来る血行不良由来の痛みや、生理痛、冷え性の改善が期待できますよ♪
痰や咳にも効果があるので、花びらを使った桂花茶は秋冬の乾燥対策にとてもお勧めです♪
乾燥したものは紅茶などと合わせて薬膳茶として飲んだりもしますし、生の花も洗ってお湯を注いで桂花茶として楽しむ事が出来ます。
ただ、生の花をそのまま口にすると結構苦味もあるので、シロップ煮にしたものを使う方が口にしやすいんです。
中国茶を楽しむ様になってから、この桂花醤を作っておきたなぁとずっと思っていたのですが…
うちにはキンモクセイの木が無い
と言う事で、なかなか自家製が実現しなかったのですが…この度、友人宅の金木犀の花を頂く事が出来ましたので作る事が出来ました。
そして、人生初の「高枝切りバサミ体験」をいたしました。
通販番組の通り、切った枝をそのまま落とさずに掴む事が出来るのね!と大興奮。
そんな金木犀は枝から花を外し、さらには花についている軸を1本1本取っていきます。
小さい花についている軸はとても小さく(赤丸の中)なかなか大変でしたが、香りにとても癒されながらの作業だったので大量じゃなければOKかな(笑)
と、そんな桂花醤は「醤」の文字があるのですが、中華食材で醤というのはペースト状になった濃厚な調味料の事です。
桂花醤に関しては、一般的な醤とは別でペースト状にはなっておらず花の形を残して作ります。
色々な作り方があり、桂花(金木犀)そのものも乾燥したもので作る場合もある様ですが、生の花は形もしっかりありますし何よりも香りが良いので生花で作りたいなぁとずっと思っておりました。
レシピ的には香り付けに桂花陳酒(桂花とワインで作ったリキュール)を加えたりするパターンなどもあるのですが、今回は桂花と砂糖と水、レモンだけで作りました。
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■桂花醤
<材料>
金木犀(キンモクセイ)の花:10g
レモン果汁:小さじ1
砂糖:20g~(三温糖やグラニュー糖、オリゴ糖、氷砂糖などお好みで)
白ワインまたは水:10cc
1.キンモクセイの花を水で優しく洗い、ガクの部分と軸を取り除きます。
2.レモン果汁(分量外)を加えた熱湯(分量外)で1をさっと茹でてザルに上げて水気を切っておきます。
3.レモン果汁と砂糖と水を合わせてシロップを作り、2のキンモクセイを加えて3分程度煮て火を止めて出来上がり。
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花は長時間煮込む必要はなく、さっと茹でる程度の感じで香りを移すぐらいで大丈夫です。
そしての甘さはオリゴ糖も使っております。
オリゴ糖は熱に弱いので後から加える形で使います♪
オリゴ糖だけで作る場合ですが、レモン果汁を加えたお湯でさっと花を茹でて水気を切り、オリゴ糖に花を漬けて香りを移すと言う事も出来ます。
今回少量で作っていると言う事もあって使い切りになるかなぁ?と言う量だったので、あまりシビアに作っていないのですが、日持ちさせたい場合はお酒(桂花陳酒)を加えた方が良いと思います。
そして出来上がった桂花醤は、まずはお湯と合わせるだけの「桂花茶」を楽しみまして
その次は、紅茶に入れてお茶の香りと共に楽しみました。
優しい香りに包まれてゆったりとした時間を過ごす事が出来ました。
それではまた!
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塩水港精糖㈱は1903年設立、日本で3番目に古い伝統を持つ製糖会社です。
長年培った糖質ファインケミカルの技術を生かし、1994年からビフィズス菌の増殖に優れた新甘味料「オリゴのおかげ」シリーズ商品の製造・販売を行っています。