みなさん、この春に介護の資格の改正があります。ヘルパー２級が介護職員初任者研修課程に。制度改正の経緯今回の制度改正には、日本の人口構造の急速な変化が大きく影響しています。６５歳以上の人口比率の伸び率と、生産年齢(15～64歳)人口・労働力人口の減少率をもとに分析すると２０２５年までに介護職員数は現在の２倍以上必要となるそうです（厚生労働省）。つまり、より多くの方に介護職を目指してもらう必要があり、そのための制度改正と言えるでしょう。同時に、ヘルパー２級取得の難易度が低いことによる、実務レベルの低下も懸念されており、量と質の両軸で向上を目指すための重要な制度改正になっています。との事です・・・・では、新しい制度とは？キャリアパス図とステップアップ初任者研修修了後のステップアップ図の通り、現行制度では「介護福祉士」の取得が一つの到着点と言えます。介護福祉士国家資格取得には、『養成施設ルート』や『福祉高校系ルート』もありますが、多くの方は、『実務経験ルート』と呼ばれる現場で実務経験を積みながら介護福祉士国家資格取得を目指す方法になるでしょう。制度改正、２つのポイント1,　介護福祉士国家試験制度の見直しもともと「介護福祉士」は国家資格として一定のステータスを有していましたが、今回の改正で一層重要な資格として位置づけられます。介護報酬の規定で「介護福祉士」の人員配置を評価する傾向もあり、施設・事業所側もなるべく多くの「介護福祉士」を雇用することが課題となるのです。しかし重要度が高まる一方、取得難易度は以前よりやや上がると考えてよいでしょう。介護の専門性を前面に打ち出す試験制度の変更と、受験資格に「実務者研修」の修了が追加（２０１５年度より）されることが決まっています。2,　キャリアパスシステムの導入より多くの方に介護の現場で働いてもらうには、明確なキャリアステップ（長期スパンで働けるかどうか）と、社会的地位（国家資格を目指しやすい）が重要です。先述の通り、重要度の増す「介護福祉士」を目指しやすいキャリアパスを設計することで、介護の人材確保を図っています。又、「介護福祉士」の上位資格である、「認定介護福祉士」の設立も検討されています。これから資格を取得しようと思って居る方は資格取得前に、スクールなどからしっかり情報収集して講座選択して下さいね。資料請求や講座受講の詳細は『BrushUP学び』資格・スキルについて調べたり、スクールへの資料請求をすることができる資格取得・スクール・通信教育情報サイト。学校・資格・仕事についての豊富なコンテンツもご覧になれます。http://www.brush-up.jp/今までヘルパー２級は、実習と講習を受けるだけで取得出来ていましたが、これからは筆記試験が追加されます。スクールや通信講座などで、しっかり勉強して時間のロスを減らしたいものですね。◆BrushUP学び

なおっち 　 2013-04-07 15:23:06 提供：株式会社パセリ