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書籍「この世で一番大切な日」完成版!!さらに図書券2000円分をプレゼント!

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この世で一番大切な日

モニター数

50名

参加〆切

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選考方法

選考   発表日: 5月18日(水)

株式会社サンクチュアリ・パブリッシングからのメッセージ

こんにちは!
サンクチュアリ出版の岩田です。

今回は、書籍「この世で一番大切な日~心温まる31の誕生日ストーリー(十川ゆかり 著)」をの完成版を50名様にプレゼントさせていただきます。





この本は著者が長年かけて集めた”忘れられない誕生日”にまつわるエピソードを多数掲載しており、読むと心が温かくなると共に、生まれてきたことに感謝したくなる素敵な本です。

応募の際、本に掲載されている下記エピソードをブログで紹介していただけたらと思います。

↓ここより下をコピーしてブログに貼ってください↓

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書籍「この世で一番大切な日」より
公式サイト http://www.sanctuarybooks.jp/birthday/

■見知らぬおじさん



離婚するとき、私は妻と2つの約束をした。ひとつは年に一度、娘の誕生日だけは会いにきてもいいということ。もうひとつは、そのときに自分が父親であるという事実を娘には明かさないでほしいということ。
自分が父親だということを言えない。それは私にとってつらい決まり事ではあったが、娘にとってはそれが最良の選択だあることもわかっている。年に一度、娘の誕生日を一緒に祝えるだけでも感謝しないといけない。

それ以来、娘の誕生日にはプレゼントを買い、ふだんは着ないスーツを着て母子に会いにいった。
元妻は私のことを「遠い親戚のおじさん」と紹介した。娘も冗談なのかなんなのか私のことを「見知らぬおじさん」と呼んだ。



娘が小学校にあがる年のことだ。
例年通り私がスーツを着てプレゼントを持って母子のもとを訪れると、元妻から「もう会いに来るのは最後にしてほしい」と言われた。
そろそろいろんなことを理解してしまう歳だからと。
それが理由だという。
私にはわかっていた。
新しいことがはじまろうとしているのだ。
娘にもやがて一緒に誕生日を祝う同級生ができるだろう。
元妻は、再婚を考えているかもしれない。
そんなところに "見知らぬおじさん" がいてはいけない。


それ以来、母子と会うことはなくなった。
だが娘の誕生日だけはどうしても忘れられず、毎年プレゼントだけは贈り続けた。筆箱や本などささやかなものを、差出人の欄になにも書かず送った。
それを元妻が娘に渡してくれていたかどうかはわからないが、ただ「娘の誕生日を祝う」という行為だけが小さな楽しみになっていたのだ。

それも、娘が中学生になる年にはやめようと決めていた。
娘からすれば私は知らないおじさん、こうしてずっとプレゼントが届いても迷惑だろう。
娘には新しい未来がある。私も別の道を歩まなければいけない。
ただ娘の幸せだけを願い、英語の辞書を送って最後にした。

それから一ヵ月ほど経ったある日、私のアパートに郵便物が届いた。

差出人の欄にはなにも書かれていない。

小さな箱を開けてみると、中から出てきたのは紺色のネクタイピンとメッセージカード。
メッセージカードを開くとそこには初めて見る可愛らしい文字が並んでいた。



その瞬間はっとした。

その日は、父の日だった。

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↑ここまで↑


▼この世で一番大切な日に掲載されているストーリー

見知らぬおじさん/ぼくの生まれた日/想いのリレー/おばあちゃんの宝物/2つのバースデー/パパのカメラ/はじめてのルイ・ ヴィトン/幻の手品ショー/生まれたての卵/しゃちほこキティ/ 家族にとってのプレゼント/不器用な思いやり/1通のリクエ スト/暗証番号/遍歴/天国から届いた花束/オムライス/奇跡の ボーダー模様/ふたりの似顔絵/遠い日のプレゼント/兄がくれた腕時計/世界共通の想い/伝えられなかった言葉/真っ白の予約表/声/主役の いない誕生日/親子のカタチ/さびしいお誕生日会/同じ気持ち/おばあちゃんのお寿司/子どもたちからの贈りもの(全31編)




31のバースデーエピソードを収録。
人を愛することの大切さに気づかせてくれます。


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著者
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十川ゆかり Sogo Yukari

1979年4月24日生まれ。大阪府出身。3人組ポッ プスバンド“MinxZone”のボーカルとして活動中。
楽曲のみならずトークへの注目度が高く、特にライブ終了間際に語 られる“心温まる誕生日エピソード”は多くのファンの涙を誘う。

MinxZone 公式サイト
http://www.minxzone.net/

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この本が生まれたきっかけ
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私は昔から〝誕生日〟が大好きです。

誰かにプレゼントをあげたり、もらったりするのはもちろん、みんな「お祝いしてあげよう」と思うあの温かい雰囲気が好き。いい思い出もいっぱいあります。

みんなはどうなんだろう? あるとき気になって、ライブで「みんなには〝忘れ られない誕生日〟ってある?」って質問してみたら、全国からたくさんのエピソードが寄せられました。それが、どれもこれも本当に感動的な話ばかりで、た だでさえ“感動しい”の私はもう号泣しっぱなし。

〝こんなにステキな話をひとり占めするのは絶対もったいない!〟
そう思ってライブのときに1話ずつ紹介したら、お客さんたちも真剣に耳を傾け てくれて、中には涙を流してくれた人もかなりいて、「やっぱ、誕生日っていい ものだよねー」って確信したのです。
そんな感動をどうしても伝えたくて、本まで書かせていただくことになった次第 です。

ここに集めたのは、私が特に大好きな〝心温まるお話〟ばかり。
あなたの大切な人を、大切にするきっかけにしてくれたら嬉しいなと思います。

By 十川ゆかり

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今回はこの本の完成版を50名様にプレゼント!
当選後、ブログなどで感想をアップしていただければと思います。
アマゾンや楽天でブックレビューを書いてくださる方を優先的に選ばせていただきます。

また、今回は当選後にレビューを書いてくださった方の中から1名、「ベストレビュアー」を選ばせていただきます!選ばれた方には後日図書券2000円分をプレゼントしちゃいます!
ぜひご応募ください!よろしくお願いします。

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モニタープレゼント内容

この世で一番大切な日

※発送方法は予告なく変更になる可能性があります。

著者:十川ゆかり
発売日:2011年4月24日
定価:1260円
発行・発売:サンクチュアリ出版

参加したみんなの投稿

結局心が落ち着き、元気よく笑顔で朔さんを送り出すことができました 子供が生まれてから本を読んでなかったので本棚でガサゴソ いい本を発見 「この世で一番大切な日」 短編の誕生日の物語 読みやすかったのを覚えてたから読み返してみました おむつを替えるときには、号泣 心から無事に… 2012/03/21

サンクチュアリ出版 友友会ファンサイト応援中 じっくり読みました自分自身に対しても、家族に対しても、周囲の人たちに対しても、この本を読んだら、 2011/08/02

なんだかとっても不安定だった日々 試験への不安、一歩踏み出す勇気、自分への自信のなさ そんな気持ちが入り乱れていた最近、私を支えてくれた一冊をご紹介したいと思います 私の大好きな出版社でもある株式会社サンクチュアリパブリッシング さんの この表紙 最近本屋さんでよく見ませんか… 2011/07/30

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サンクチュアリ出版=本を読まない人のための出版社

本をもっとシンプルで面白いものにする。


ONE AND ONLY

つねにサンクチュアリらしいやり方にこだわり続ける。


BEYOND ALL BORDERS.

ジャンル、職業、カルチャー、世代などすべての壁を越える。



ワクワクすることに対して忠実に。

ぶっ飛んだ目標に向かって。

できるだけ丁寧に近づいていく。


単純に「すごい!」と思う人たちと、

単純に「おもしろい!」と思う本を生み出していく。


そして、本を通じて、世界中の人たちとひとつになる。


そんな出版社でありたい。

すべての読者に愛をこめて。


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