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親子の絆ストーリー募集!採用されたら原稿料をお支払いします。

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DVD/BOOK『親と子の愛の物語』(仮題)

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選考方法

選考   発表日: 6月30日(木)

株式会社サンクチュアリ・パブリッシングからのメッセージ

こんにちは!サンクチュアリ出版の二瓶です。

今回は、皆さんの「感動的な親と子のエピソード」を募集させていただきます。


現在、サンクチュアリ出版と unknown soul inc.との間で、
感動的な親と子のエピソードを集めたDVD/BOOK『親と子の愛の物語』(仮題 今夏発売予定)を企画しています。

そこで、あなたが経験した、聞いた、もしくは創作した「感動的な親と子」のエピソードを、DVD/BOOKの中で紹介 させていただきたいと思います。

採用された感動エピソードはDVD/BOOKに掲載させていただき、原稿料の支払い、完成後の商品プレゼント等をさせて頂きます。

ぜひご応募ください!
(エピソードのご応募は、申し込みの際のアンケート画面からお願いします。
ご自分が体験したことでなくても、知人から聞いた、見た、などのエピソードをお持ちでしたらぜひ教えてください。また、オリジナルであれば創作でもかまいません。ただし未公表のものに限り、創作である旨を明記してください。)


unknown soul inc.
http://www.unknownsoul.jp/



★応募条件★

※エピソード採用選考の過程で、追加取材をさせていただく可能性がございます。
メール、電話、対面、いずれかの取材に応じていただける方を条件とさせていただきます。


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たとえば、こんなエピソード↓
==========================================

私の本当の両親は私が5歳の時に離婚をした。それを機に私と母は東京を離れ、母の実家のある新潟県に引っ越した。何も無い田舎町だったが、幼い少年だった私にとっては母といられるだけで満足だった。

私が8歳に成った年、母と二人の家に新しい父親がやってきた。
鳶の職人をしている新しい父親は、無骨で、頑固で、理不尽で、なぜ母がこの人を選んだのか理解できず、全く打ち解ける事ができなかった。
夫婦で笑いながら会話をしている所など見た事も無く、連れ子の私は激しく煙たがられた。

その翌年、妹が生まれた。家族4人で家の前に並び、初めて写真を撮った。

妹が生まれた事で、父は変わるかと思われたが、変わる事は無く、何かあると声を荒げ、家族をおびえさせていた。
変わったのはむしろ母の方だった。裕福ではない上に家族が増え、父親も協力的とはほど遠い為、しわ寄せは全て母に向かった。精神、体力の両面に於いて余裕の無くなった母は苦しみ、私をかまってくれる事もなくなっていったのだ。

次第に私は家に居場所が無くなっていった。悪い仲間とつるむ事も増え、問題を起こしては父親に殴られ、母を泣かせた。早く家を出たかった。新潟を離れたかった。

高校卒業目前に私は、卒業後東京へ行く事を家族に告げた。作家に成るのが夢だと。
すると父は「今まで育ててやったのに、働いて金を入れようともしねーのか!お前なんかが作家になんかなれるわけが無いだろう!」と怒鳴り声をあげた。それでも私の決心が固い事を感じると、「好きにしろ。2度と帰ってくるな。」
と静かにいい、以後私と口をきく事は無くなった。

卒業後、私は東京行きの列車に乗った。車内でこれを食べろと母から渡された包みを開けると、母お手製の弁当と小さな箱が。開けると1枚の折り畳まれた手紙と、万年筆が入っていた。手紙には、『今まで辛い思いをさせて申し訳なかった。この万年筆で夢を叶えて欲しい。応援している。』との旨が書かれていた。

揺れる列車の中、涙があふれた。謝りたいのは私の方だった。

それから8年後、私はコンビニエンスストアでアルバイトをしながら彼女と同棲をしていた。彼女は結婚したいといってくれていたが、私は煮え切らずにいた。作家に成る夢は消えかけていたが、諦めきれずにいた。ただ時間だけが過ぎていた。

故郷を離れてから毎月欠かさず、母から送られてくる万年筆のインクが、私の心を締め付けていた。ワープロで書いていて、万年筆は使っていない事、インク位自分で買える事を告げても、それは8年間毎月欠かさず送られてきた。

その翌年、親戚から連絡がはいった。それは新潟中越地震で家が崩れ家族3人が死んだという知らせだった。

私は動転しながらもすぐ新潟に向かった。様々な事が思い出され、9年ぶりに戻った故郷は変わり果てていた。私は突然3人の家族を失った。妹はまだ18歳だった。

崩れた実家から2台の携帯電話が見つかった。白とピンクの2台は母と妹のものだとすぐに分かった。
ピンクの方が妹のものらしい。暗証番号が妹の誕生日だった。

もう1つの白い母の携帯の暗証番号は「0524」。

それは私の誕生日だった。待ち受け画面は、初めて4人で撮ったあの写真だった。

涙があふれた。

こぼれ落ちる涙で携帯を濡らしながら、送信メールを見てみると、そこには『めしはいらん』 とか、 『かってにしろ』とか 『では現場で』 とか・・・・

その白い携帯電話は父のものだったのだ。

あの、私を憎み、嫌っていると思っていた父が、暗証番号を私の誕生日にし、家族4人の写真を待ち受け画面にしていた。

嫌い、憎んでいたのは父ではなく、私の方だったのだ。

驚きと、喜びと、悲しさと、情けなさとが入り交じり、携帯を持つ手が震えて、止まらなかった。

そして、ピンクの携帯電話は母のものだった。

受信メールに、『今月もちゃんと送ったか? パソコンなんかじゃ本は書けん。作家は万年筆と決まっているんだ。あいつは全くわかってない。だいたいあの万年筆いくらしたと思ってんだ!』 とあった。

あの万年筆は父が私に買ってくれたものだった。毎月欠かさず送られてきたインクも。

父は私を思ってくれていた。最初からずっと。

伝えるのがへたなだけだった。
それに引き換え私は。何か一つでも父の為にした事があっただろうか?

涙が止まらなかった。

作家をあきらめかけていた私は自分を恥じた。というかきっと本当は作家になど成りたかったわけではないのかもしれない。ただ逃げたかった。東京に行きたかっただけだったのだ。

東京に戻った私は就職をした。結婚したいといってくれる彼女を幸せにする為に。この選択が正しいかどうか分からない。でもいつか1人前に成った時、家族を作る時、婚姻届は父がくれた愛のこもった万年筆で書きたいと思っている。



皆様のご応募お待ちしております。


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 参加条件を満たす方が当選者より少ない場合、当選者数が所定の人数に満たないことがございます。
 予めご了承ください。

モニタープレゼント内容

DVD/BOOK『親と子の愛の物語』(仮題)

※発送方法は予告なく変更になる可能性があります。

発行: unknown soul inc.
発売:サンクチュアリ出版
発売日: 今夏発売予定

参加したみんなの投稿

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BEYOND ALL BORDERS.

ジャンル、職業、カルチャー、世代などすべての壁を越える。



ワクワクすることに対して忠実に。

ぶっ飛んだ目標に向かって。

できるだけ丁寧に近づいていく。


単純に「すごい!」と思う人たちと、

単純に「おもしろい!」と思う本を生み出していく。


そして、本を通じて、世界中の人たちとひとつになる。


そんな出版社でありたい。

すべての読者に愛をこめて。


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