6年前のちょうど今日、1月18日。夫に付き添われて病院に行きました。前日、お風呂場でパニックを起こし、尋常な状態ではないと感じ心療内科への診察に付き添ってもらったのです。パニックのなごりか、まだ眼前は真っ赤に染まっており目が開けられない状態でした。それが、6年にわたる闘病の始まりでありました。職場の上司との関係がうまくいかず、心は仕事をしなければと思っているのに、身体が悲鳴をあげた、そんな感じでした。「自律神経失調症」と診断され、即日休職することを命じられました。最初の3カ月は寝たきりでした。何もできず布団に横たわるだけの私。炊事洗濯家事育児に私の看護、すべて夫が負いました。やがて復職の訓練を始めるようになった私。気分の波が大きく、期待させては裏切る、人でなしのような私を黙って支えてくれました。夫は幼い頃小児麻痺にかかり下半身が不自由です。そんな不自由なからだをおして仕事もし家事もし、私の相手をしていました。やがて身体症状はおさまっていき、病名も「うつ病」に。しかし何年待っても気分の波がおさまらず、寝込むこともしばしば。約束を破ることも当然のように何も期待できない私を、大きな手でずっと包み込んでくれました。黙って家事もこなしてくれました。私の病気と重なるように、二女が不登校になり、二重に彼を苦しめることになりました。それでも黙って彼は耐えてくれました。家族を守ってくれました。どれだけ私は感謝しているでしょう。どんなに言葉をつくしても言い尽くせないほどです。まだ、私も二女も病気と闘っています。だけど「お父さん」がいるからきっと大丈夫。そう思います。ありがとう。本当にありがとう。あなたのために私は良くなりたい。完治でなく寛解であっても、いつも笑っていた昔のような私に戻りたい。そう強く思っています。「キクミミ賞」受賞記念！キクミミ（３３）にちなんで33種類の漬物を33名様に！　←参加中株式会社新進

花畑うし 　 2012-01-18 17:09:55 提供：株式会社新進