『ハリキリママのおしゃべりコミュ二ティ』
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変色してしまったが、傷や汚れはない一枚の年賀状。
昭和47年の正月だから、もう四十年も前の品。
それが、彼からの年賀状の一枚目だった。
彼は大学時代に同じセミナーにいた。
卒業してからは、別々の道。一度も会っていない。
そこには、手彫りの版画に添えて、一言書いてあった。
「仕事中の労災事故で左手の指を第一関節から先だけど、二本失くした。自分もショックだったが、親が嘆き悲しむのがもっと辛かった」と。
大学時代から、目立たないがいつも穏やかでいい奴だった。版画の趣味など知らなかったが、どうやら、指の訓練も兼ねて始めたようだ。
そいつからの年賀状がもう四十枚以上。
年賀状ホルダーも彼専用のものを一冊作った。
毎年、欠かさず、四十年あまり、手作りの版画に一筆というパターンで通したということは、ある意味ですごい。
それは、穏やかに見えたが、芯に一本通ったものがあった彼の性格と彼の歩んだ道を現しているものかと、年末年始には見返す。
そして、自省の材料ともさせてもらっている。
私には、まだいないが、彼は、既に孫もいる爺さんだ。
さて、来年の賀状はなどと書くと、少し気が速すぎるかと苦笑。
そんな、年賀状の束が年齢を重ねるごとにやけに愛おしい。
彷徨 2012-01-18 15:42:14 提供:湘南ゼミナール
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