スマイルダイナーは、2009年6月1日から30日まで(30日間)、「弁当男子のイメージ」等についての調査を実施し、その結果を発表いたしました。


■調査目的

　スマイルダイナーは、カロリーや塩分を調整した冷凍惣菜セットや糖尿病食など様々なウェルネス食品を提供する株式会社ニチレイフーズの「安全で美味しい食の力」と、病院給食事業や介護施設、ご高齢者への配食事業を手掛けた三菱商事株式会社の「ノウハウ・実績」がコラボレートしたミールサービス事業を行っております。
　今回は、「弁当男子」のイメージについて、また、そのイメージの主格である「健康的」という点から「メタボリック・シンドローム」や「カロリーコントロール」についてもあわせて調査いたしました。アンケートを通じて、より多くの消費者に、食についての問題を正しく理解していただくことを、調査目的といたしました。


■調査方法概要

調査期間　：2009年6月1日～30日(30日間)
調査方法　：インターネット・オンライン調査
調査対象　：10代～70代男女
サンプル数：1,360件

※今回の調査結果の詳細な資料につきましては、スマイルダイナーのホームページにてご覧いただけます。
http://www.smile-diner.com/mt/information/20090710.pdf


■調査結果概要

＜弁当男子について＞

　自ら弁当を作ってオフィスに持って行く男性を「弁当男子」といい、話題になっています。今回の調査では20代以上の男性では65.7％が1回以上職場への弁当持参経験があり、日常的に弁当を持参する「弁当男子」がまわりにいると答えた人が全体の38.2％という結果になりました。
　また、全体のイメージでは、順に「経済的(76.8％)」「家庭的(59.7％)」「健康的(38.6％)」というプラスイメージが多く、「カッコ悪い(3.5％)」「貧しそう(5.8％)」といったイメージはいずれも10％を切りました。
　性別でみると、女性は男性に比べ「経済的」「家庭的」「健康的」などのプラスイメージを持っている世代が多いのに対し、男性は女性に比べ「カッコ悪い」「貧しそう」というマイナスイメージが高いという結果になりました。

＜メタボリック・シンドロームについて＞

　2008年4月から、国が健康保険法を改正したことで、厚生労働省は、メタボリック・シンドロームの予防・改善を目的とする新しい健診制度を導入する計画を打ち出し、健康保険組合にメタボリック・シンドローム対策を義務付けました。今回の調査では、「メタボリック・シンドローム」への意識について、本制度導入時と現時点の違いを調査いたしました。
　本制度導入時、何らかの意識をしていたのは全体で74.3％、現時点では80.6％と、6.3％底上げされていることが分かりました。年代別でみると、メタボ対策が義務付けられた40代以上の平均が85％を超え、特に意識が高くなっていることが分かりました。
　また、その対策としては、「食事」82.8％、「運動」60.2％となりました。その他具体例としては、「サプリメントの摂取」「半日ドック受診」「ストレスをためない」「リンパマッサージ」が挙げられる一方で、「意識しているが何も対策ができていない」という意見も多くありました。

＜カロリーコントロールについて＞

　カロリーコントロールとは、単にカロリーの低いものばかりを食べたり、食事を制限するというものではなく、『栄養のとり方をコントロールすることで食事の質を上げ、結果的にダイエット・健康維持・病気療養を成功に導く賢い栄養のメソッド』という意味ですが、その認知度は全体で56.0％となり、年代が上がるにつれ認知度が高くなっています。
　しかし、当調査にて、「現在、メタボリック・シンドロームを気にかけ、更に食事に気を使っている」と答えた人のカロリーコントロール認知度は60.6％となり、全体と比べて4.6％の差にとどまったことから、何らかのメタボ対策を意識している人にも、正しいカロリーコントロールがまだまだ認知されていないことが分かりました。

　今後、より一層「カロリーコントロール」の認知度向上・理解促進を行っていくことがスマイルダイナーの課題であると考えております。


株式会社スマイルダイナー
http://www.smile-diner.com/