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親子が親子でいるための、学童

私自身も子どものころに学童に通っていた経験があり、子どもも学童に通っています。
私が小学生のころは、まだ母子家庭や共働きは少数派でしたが、学童にはそれなりに子どもが来ており、1年生から6年生まで様々な学年の子と触れあることができるという点で、学校とはまた違う魅力もありました。
しかし、学童では保育園や幼稚園とは違い、ある程度自我を持った大きな子どものあつまりですから、それゆえにか、先生は放置気味なことも多かったです。悪いことをすれば叱られるし、当番があったりもしたり、家庭的な雰囲気もありましたが、大家族さながらのちょっと放置気味な部分もありました。なので、学童内でちょっとしたいじめ?というかいじわる?があっても、先生は見てみぬふり。私は、小1のときから学童に入りましたが、小2になるとほとんど行かなくなり、家で留守番をしていました(学童には在籍したままでしたが)。
また、今、自分の子どもが学童に行っていますが、やはり放置気味・・・。ある日、「宿題をしていた学童の生徒が、早く遊びに行きたいからという理由から、ほかの子に宿題の答えを適当に教えている(間違っている嘘の答え)」ということがあったようです。私はそれを知らなかったのですが、保護者会の時に、先生自身が、笑いながらそのことを話していました。いわば、黙認していたのです。そして、それを「こどもの悪知恵だから」という感じで、まったく悪気なく話していたのです。それを聞いたとき、いろんなことがショックでした。お金を払って、悪いことを教えていたような気になりました。ほかにも、学童内で、「宿題は答えを丸写しする」などの悪いことをたくさん覚えてきてしまっていました。
もちろん、すべてが学童のせいではないと思いますが、そういう事実があった時、きちんと叱ってくれたり、答えを写すことがない環境を作るのも、学童の役割の一つじゃないのか?と思います。
親が働いている間、親は子供のことを放置したいわけではありません。できることなら、子どもと一緒にいてあげるべきなのはわかっていますが、そうすることができないのが、母子・父子世帯や共働き世帯だと思うのです。
親子が、親子でいるために、学童が必要なこともあります。

親が帰ってくるまで預かっていてくれるだけではなく、親がいない間、親子が満足できる鵜サービスを受けられるような環境があったら本当に良いと思います。
とくに、学童に通っている子は、学童以外の習い事にいけなかったり(送迎の問題)、習い事をさせたいけど送り迎えができないということも多いと思います。とくに、都心部以外になると、ただでさえ交通の便が不便であるのに、近くに習い事をさせられる場所がない・・・ということも多いです。送迎サービスだけでも、本当に助かります。

ただ預かるのではなく、オプションを選べる(習い事・送迎・おやつ・夕食・学習量など)のは、親が「本当はこうしてあげたい」をかなえられるだけではなく、仕事も続けられるためにとても良いと思います。
こういう、ただ預かるだけではない学童が日本全国に広まり、夏休みには学習キャンプに連れて行ってくれる・・・などもおあったら、いいな~と思います。

maman   2013-04-06 11:55:53 提供:数学教育研究会

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数学教育研究会

学校とは別の立場から、数学教育を考え、指導法や教材を研究開発し、全国のFC教室や通信教育で、子どもたちに算数・数学を教えている団体です。

子どもたちの「なぜ?」「どうして?」を大切に、年長さんから中学(通塾では一部、高校)までの長期にわたる学習計画と発達段階にあわせた指導を行っています。

創立44年目をむかえ、「算数なら、数教研!」と、母から子へ世代を越えて在籍してくれる生徒さんも少なくありません。

数教研は、子どもたちの知的好奇心に応える算数教育を目指しています。

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