『大人の選り抜き情報サロン★モニプラ』
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裁判マニュアルの決定版★「裁く技術」(森炎/著)発売前先行モニター募集! ←参加中裁判員制度が始まってもう半年くらいが経ちますが、皆様は裁判についていかがお考えですか?まだまだ身近ではないと思っている人が多数だと思いますが、いつ誰に裁判員の役割が巡ってくるかわからないわけですから、いつ選ばれてもいいように心構えをしておきたいですね。今回ご紹介するのは、小学館新書から発売になる「裁く技術~無罪判決から死刑まで」という本についてなんです。今回、こちらの新書の抜粋版を読む機会がありましたので、その感想を書いてみたいと思います。
こちらの書籍は、元裁判官で現在弁護士をしている森炎という人が書いた本なんです。ですので、裁判官からの視点と弁護士からの視点の両方から「裁く技術」について書かれており、多角的で面白かったです。特に関心が持てた部分は、量刑の重さを決めることについてです。裁判の歴史はとても長いものがあり、これまでに積み重ねられてきた判例というのがたくさんあります。量刑はこれまでの判例に基づいて決められるわけですが、累犯の人は前科の内容によって次の犯罪の際の量刑の重さが変わってしまうというのに関心を持ちました。もちろん同じ人が同じ罪を犯すというのは反省がないという主張は理解できますが、そのときの状況を十分に考慮にいれずに量刑が決まってしまうような傾向にあるというのには違和感を感じました。裁判員をつとめる一般の人の中には同じように考えている人がいるかもしれません。私は何度も何度も罪を犯すような人であっても、それぞれの事件で十分な事情があれば考慮していいと思います。
裁判員制度がはじまったことで、これまで閉鎖的であった裁判というものが、多少なりとも一般の人に開かれたものになりつつあると思います。従来の裁判での常識というものは、裁判員裁判では通じないことも増えてくることでしょう。そして、これまでの常識にとらわれない裁判が行われて、はじめて裁判員制度の存在価値があるのではないかと思いました。
私のところには、召集通知はまだ届いていませんが、届きましたら、堂々と気持ち良く参加したいと思います。
ばばしげ格付け研究所 2009-11-21 19:48:03 提供:株式会社 小学館
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