『大人の選り抜き情報サロン★モニプラ』
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大人の選り抜き情報サロンファンサイト応援中こちらの記事は「裁く技術」(森炎/著)の読後感想となります。
こちらの書籍の何が一番いいかというと、例えに出てくる事件・事例というのが実際に起こったものばかりで、実感を感じやすいという点です。もちろんそれぞれの事件のプライバシーには十分配慮されているので、その点は大丈夫なのですが、実際にあった事件とそれに対する法律的な見方というのがうまくクロスしており、分かりやすさをアップさせていると思います。
新書本なので、グイグイひきつけられていき、すぐに読破することができるようになっています。難しい単語や表現がたまには出てきますが、それは法律を扱っている上では仕方のないことです。これから法律家を目指すような若い方から、一般教養や知識として法律に触れたい、あるいは裁判員制度導入で裁判について関心が高くなったという方まで、どんな人にとっても参考になる一冊であると思いました。
この記事を読んでいる良い子の皆様あるいは良い大人の皆様は、裁判員裁判の対象になるような事件を起こすことはまずないかと信じておりますが、万が一のとき、あるいは、裁判員として参加する場合には、こうした書籍をあらかじめ読んでいたか否かで、心構えが大きく変わってくると思いますよ。
ばばしげ格付け研究所 2010-04-04 20:25:16 提供:株式会社 小学館
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