『大人の選り抜き情報サロン★モニプラ』
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出勤ランするつもりでしたが、目が覚めた時に左足首に痛みが少々…。大事をとって今日のランはお休みして、読書の日にしました。読んだのは「裁く技術~無罪判決から死刑まで」。以前に抜粋版を読む機会を得て、とても興味を抱いていた本です。裁判員に選ばれた時にどうするか、どのように人を裁けばよいのか。この本では元裁判官で現在は弁護士の著者が、実例をあげて解説しています。約28年で20歳以上の国民全員に一回りするという裁判員制度。他人事ではありません。裁判も刑法もよくわかりませんが、裁判員にとって必要なのはたった二つの原則のみだそうです。①犯罪を立証する責任は検察官。②疑わしきは罰せず。裁判とはあくまでも検察側の立証が十分かどうかを判断するもので、不十分な場合は本当は犯人かもしれないと思っても無罪とします。複雑な手順を踏むのではなく、2つの原則だけを念頭に置けばよいのです。本著の最後に「死刑判決を下す」ことについて記述があります。わが国では「死刑」の次に重い罰は「無期懲役」です。でも無期懲役は実際のところ平均21年で仮釈放となっています。死刑という人の命にかかわる判断がどうしてもできず、かといって被害者感情など考えると無期懲役では軽いと感じた時、「仮釈放なし」という条件付き無期懲役刑という選択もあるのです。これは実質の終身刑です。この条件に拘束力はないものの、今のところ仮釈放を決定する際に例外なく尊重されているそうです。そのような判決があることを、この本を読んで初めて知りました。これでいつ裁判員に選ばれても大丈夫…(?)な気がしました。裁く技術~無罪判決から死刑まで (小学館101新書)作者: 森 ほのお出版社/メーカー: 小学館発売日: 2009/12/01メディア: 新書大人の選り抜き情報サロンファンサイトに参加中
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みかこ 2010-01-08 23:49:12 提供:株式会社 小学館
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