発達障害は、脳の機能に障害があることで起こることが近年の脳科学の研究からわかっています。能力が大きく偏ったため、バランスが取れていない状態というとわかりやすいかもしれません。以前は、発達障害は、親のしつけや家庭環境が原因とされ、発達障害の子どもをかかえる多くのお母さま方が非難の的となって、苦しみぬきました。
しかし、現在では、脳科学の発達とともに自閉症や発達障害は、脳の機能的障害であることがわかり、しつけや家庭環境とは無関係であることが確実になりました。
脳科学では、脳神経回路の一部の障害が原因となる症状を、違う神経回路を発達させて伝達経路を変えることによって、その機能を回復させることが可能であるとされています。特に幼児期の脳には、本質的な柔軟性があるので、脳構造の変化を起こす環境刺激（フラッシュＤＶＤなど）を適切に与えることで、脳の可塑性による能力改善を促すことができるのではないかと、久保田式能力開発研究所と日本フラッシュカード映像研究所は考えています。
脳神経科学の世界的権威である久保田競博士は、ワーキングメモリー保持のメカニズム解明や、側頭極の図形認知、記憶にかかわる高次視覚中枢を解明された功績があります。それらの研究成果こそ、秀逸フラッシュＤＶＤの中枢を成すものです。
そんな秀逸フラッシュＤＶＤを発達障害の子どもたちが「食い入るように見ている」という事実。そんな彼らに新たな能力の可能性を見たというお母さんからの知らせ。発達障害の子どもたちの脳に何かが起こっています。これらの状況を重く受け止め、久保田競博士の下、私たちは発達障害の子どもたち向けのフラッシュＤＶＤの開発を行っています。
「適切な視聴覚刺激を脳に与えることで、子どもは変わる」脳科学で裏づけられた久保田博士の言葉の通り、脳機能の障害をカバーして余りある才能を育て、その能力をいかんなく発揮させることができれば、「障害は個性」に変わり、将来は偉大な芸術家や研究者となって、世界に貢献してくれるかも知れません。子育ては、夢のある大事業なのです。