旬のサンマ サシミがサイコー
[2009-07-27 18:47:09][
ブログ記事へ]
お刺身最高!鮮さんま 旬到来!!【厚岸漁協直売店エーウロコ】 ←参加中サンマ、さんま、秋刀魚秋刀魚は秋の魚というのが常識だけど、北海道では今が旬、道東の厚岸や釧路などでの水揚げは、今が盛りですこの時期、たっぷりとプランクトンを食べて体力を蓄え、水温が低くなってくるころ、産卵のため、東北の海に下って行くのですだから、たっぷり栄養を蓄えた今の時期がサンマの旬というわけですサンマといえば、この歌を思い出します「さんま 苦いか しょっぱいか」この歌は詩人小説家の佐藤春夫の詩ユーモラスな感じを受けるフレーズなんですが、ホントは実に寂しい歌です秋刀魚の歌あはれ秋風よ情(こころ)あらば伝へてよ――男ありて今日の夕餉に ひとりさんまを食(くら)ひて思ひにふける とさんま、さんま(中略)さんま、さんま、さんま苦いか塩(しよ)つぱいかそが上に熱き涙をしたたらせて、さんまを食ふはいづこの里のならひぞやあはれげにそは問はまほしくをかし佐藤春夫は和歌山県の生まれ、ミカンの汁をサンマにかけて食べる風習があるようだけど、流す涙をサンマにかけて食べる、なんて、胸が詰まりそうな寂しい歌です佐藤春夫は与謝野鉄幹(寛)が主宰する「新詩社」に所属し、文芸誌「スバル」にも投稿していたから、石川啄木との交流もあったと思われますが、啄木の日記には佐藤春夫の名前が出てきません「スバル」発刊後、間もなく啄木は病気がちだったこともあるのでしょうさて、秋刀魚、
続きを見る