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【木の家】建ててから始まる家 /重量木骨の注文住宅

まだまだ未完成。 手を加えて家族仕様に。

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商品説明


暮らし拝見                                     木の家 MyStyle vol.23





まだまだ未完成。
手を加えて家族仕様に。


「僕がおうちを案内してあげる!」

そう言ってくれたのが7歳の息子さんです。「お客様が来ると、いつも案内役を買って出るんですよ」と奥様。どれほど家がお気に入りなのかがわかります。ご夫婦、息子さん、娘さんの4人家族のTさんご一家が暮らすお宅があるのは森に隣接した高台。そのため窓から見える景色は木々ばかりという羨ましい環境です。

T邸の大きな特徴は、未完成だということ。あえて家に未完成の部分を残し、暮らしていく中で生活に必要なモノ、暮らしにゆとりを与えてくれるモノを家族みんなで作っていく。そんな暮らし方がTさん家族のライフスタイルなのです。

ご家族で手を加えながら生活していくことを選んだのは、奥様がリフォームの仕事に就いていた経験があったからでしょう。そして家の設計も奥様自身が手掛けています。図面を描きながら感じていたのは、家は建てたときがゴールではないということ。変化を許容する家づくりを目指したのです。

さて、ご夫婦は家づくりにも参加しました。奥様は2階の壁に漆喰を塗り、トイレのタイルを貼り、また玄関前に敷石を敷きました。ご主人は得意な日曜大工の腕を活かし、ウッドデッキや板塀、花壇などを製作。庭の植栽や装飾はご夫婦で休日を利用して、少しずつ完成させていったと言います。

そして住み始めて1年が過ぎ、「手を加えたいところはまだあるんですよ」と、奥様は嬉しそうに語ります。

「これから作ろうと思っているのは、いまはソファで代用している2階から屋上に上がる階段。ソファの後ろには長モノを収納できるスペースがあるのですが、いまは扉もなくてぽっかり穴が開いた状態なんです。階段になり、目隠しにもなる、そんなオリジナル家具を考えています」

ちなみにお子さんが絵を描くためのテーブルも奥様の手作りだとか。

「家には大満足です。でも誤算だったのは窓が大きいため、差し込む光がキッチンの奥まで届いてしまうこと。冬場でも昼間は暑いほどなんです。なにかいい解決策はないか、冬が来る前に考えないと(笑)」

一方、ご主人はウッドデッキ脇にバーベキューコンロを作るべく思案中だそうです。




①吹き抜け部分には、高さ5mもの大型の窓を配す。南南西に面しており、たっぷりの日差しを取り込める。庭にご主人手作りのウッドデッキがあり、リビングとの行き来もしやすく、子どもたちの遊び場になっている。
②玄関は思い切ってガラスに。「家が一番高いところにあるので、人もあまり通りませんし、道に面してないので、覗かれる心配もありませんから」と奥様。植栽や敷石など、玄関周りの造作はご夫婦の手作りだ。
③2階のトイレの鍵は子どもの手でも扱いやすい大型のものをオリジナルで製作。「この鍵はママが作ったんだ」




1階は30畳という大空間を持つLDK。カビ防止のため、風通しを重視した設計に。
ドアが設置されているのは風呂場と2階のトイレだけという徹底ぶりだ。




①リビング奥の遊びコーナーに置かれたテーブル兼収納棚は奥様の手作りだ。4歳のお嬢さんはテーブルに乗り、ママと一緒に全身を使って楽しくお絵かき中!
②読書コーナーの逆側には、奥様のソーイングコーナーがある。机や椅子はお気に入りの骨董家具店で求めている。奥が主寝室。細長い窓からは緑が切り取られたように見え、「木の下で寝ているような感覚になる」とご主人。
③階段から主寝室に向かうエリアには読書コーナーが設けられる。たくさんの子ども用絵本が並ぶ。そばにはソファも置かれており、ゆったりと過ごすことができる。



堅牢な住宅を求めて
重量木骨の家を選択

T邸は家全体でひとつの空間をつくり出しています。1階は吹き抜けを備えた30畳の大空間、そして2階には3つの寝室を備えますが、こちらにも部屋を仕切るためのドアはひとつもありません。しかも南面には模型を見ればお分かりのとおり、大型の窓を備えた大胆な設計となっています。景観を活かす大開口を設けることができること、また居場所が広く取れる大空間が実現できること、そして設計の自由度を求めて選んだのが重量木骨の家でした。さらに奥様は選んだ大切な理由を説明しました。

「私は阪神大震災を体験しています。あれ以来、地震は“もしかして”という存在ではなく、“本当に来るもの”と意識して暮らしてきました。だからこそ構造計算は家を新築するうえでの必須事項だったんです」
不安を覚えることがない家づくりは、家族とともに暮らす空間だからこそ、もっとも重要なポイントだったのです。


奥様自ら設計を担当し、
最上の景観を手に入れた。

奥様は立地条件を最大限に活かしたいと考え、家からの景観を見直し、ビューポイントを設計に取り入れました。描いては直すを繰り返し、「これだ」と思える設計になったのは約1年半後のことでした。

設計図を描いている時から、楽しくて仕方なかったと家づくりを振り返り、満足そうな様子を見せる奥様。現場にも足繁く通ったそうで、その結果、納得できるTさん家族の家が完成したのです。

「いまは緑が生い茂っていますが、冬には葉が落ちて景色が変わります。春には山桜が見えるし、晴れた日は屋上のウッドデッキから富士山も拝めます。景観は最高」とご主人は四季の移ろいを楽しんでいます。
10年後、20年後、T邸は家族のみなさんと共に、どのように成長しているのでしょうか。再び会いたいお宅です。





①ご主人の希望であった緑が堪能できる広々としたお風呂。窓は三枚扉を選び、開放的に。
②屋上に設えられたウッドデッキからは街並みが一望できる。晴れた日には富士山が見えるという。このウッドデッキはご主人の2つの希望のうちのひとつ。「お気に入りの場所。ここで過ごす時間は最高です」とご主人。
③キッチンからつながる大型のテーブル、収納棚もオリジナル。「家の設計をしている間も、できていく途中も本当に楽しくて仕方なかった。ここに住んで1年になりますが、子どもは家にいることが増えたように思います」。そしてご主人は「家がいい」と一言。家族全員がお母さんの設計した家に大満足なのだ。



設計・施工/円徳建工株式会社  http://www.marutokukenko.co.jp/




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