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【木の家】中庭を抱く家 /重量木骨の注文住宅
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空と太陽、そして風。中庭の効果は絶大!
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商品説明
暮らし拝見
木の家 MyStyle vol.32
空と太陽、そして風。中庭の効果は絶大!
「真ん中に中庭がある木の家。そして中庭を囲むようにリビングとキッチンがある。自分の家には、そんな漠然としたイメージを抱いていました」と話してくれたのはHさん(39歳)です。結婚以来、なるべく早い時期に家を建てるつもりでいたそうですが、実際に本腰を入れ始めたのは、長女(6歳)の小学校入学が近づいたためでした。
「長女はこの4月に小学生になりましたが、どの小学校になるのかは、入学年の前年の秋頃の住所が反映されるということを知ったんです。入学早々、転校させるのは忍びない。その情報を得てから“2012年11月までに家を建てる!”と、モードを切り替えたんです」
また2年前には長男も生まれ、4人家族になっていたことでも、気持ちが後押しされていました。Hさんは、長く温めていた理想の家を書き起こし、東大阪市を中心に土地を探しました。ただ、大阪は細長い敷地が多いという特徴があります。そのため間取りに合う正方形に近い敷地を探すのは大変だったようです。
「実家は木造です。カタカナのコの字のような造りで、真ん中に庭があります。だからでしょうね、木の香りがあり、ぬくもりが感じられること。そして中庭があることは自分の家の必須条件でした」
良質な木造住宅を建てるために、さまざまな情報を読み、比較検討。そして最終的に選んだのがSE構法でした。
「木造であることはもちろんですが、やはり大開口がつくれることは魅力でしたね。私は神戸の震災を経験しているので、せっかく建てるのなら耐震性能の高い家にしたいという気持ちもありました」
リビング側は幅3m、キッチン側は幅4mという大型窓を備える。キッチンには南からの強い光が、リビングには中庭内の壁に反射した柔らかな光が射し込む。幹線道路がある西側は遮音に考慮し、窓面積を少なく設計している。
(左)キッチンに備えられた幅4mもの収納庫は、食器や食料品、そして家電も収まり、キッチンをすっきり見せる。風が北側に抜けるよう、収納庫の上部には空間を設け、小窓を設置。装備される間接照明は奥様のお気に入りだ。
(右)「少し遊んでみませんか?」という工務店からの提案で、濃い茶を基調に、壁紙の模様がアクセントになったトイレが誕生。廊下をはさみ、向かいにある洗面所も同一の設え。ホテルのような空間は、ママ友たちに絶大な人気だそう。
中庭と、中庭から続く駐車場は姉弟の最高の遊び場。キッチンとリビングからも目が届き、お母さんも安心だ。
小さな遊びが家に彩りをもたらす
こうして2012年6月に東大阪市に誕生したのが、カタカナのロの字形をしたH邸です。白いタイルを敷いた12㎡の中庭と、それを囲む大きな窓が設けられました。イメージしたのはシンプルモダン。SE構法の特徴である梁はあえて隠し、内装を白色で統一。テーブルやテレビ台などのインテリアは濃い茶をチョイス。濃い色ながら背が低いため、部屋に広がりが生まれています。床材にもこだわり、無垢材にホワイトグレーの塗料を塗布することで、マットな仕上がりに。木の雰囲気を残しながら、モダンさを演出し、室内に統一感を持たせました。
家具選びでは設計・施工を担当したタイコーハウジングコアのインテリアコーディネーターと相談を重ねたそうですが、担当者は「ご主人はセンスが良いので、あまりアドバイスらしいアドバイスができなかったのですよ」と苦笑します。ですがご主人は「吹き抜けやキッチンの大型収納庫など、いろいろ提案いただいたアイデアのおかげで暮らしやすい家になりました。さすがプロは違いますね」と。
提案された吹き抜けは、1階の南側。幅3.5m、奥行き1.2mと、大きなスペースではありませんが、室内にふんわりとした優しい光を届けています。
「私の構想では、この部分は天井にするつもりでした。ですがこの吹き抜けから得られる光のおかげで部屋は明るく、また広く見える効果もあるんですよね」と納得顔のご主人です。
実際に暮らしはじめてみると、中庭の効果は絶大だったと言います。とくに、中庭から室内に届けられる風を感じる瞬間がお気に入りなのだとか。
一方、気に入っている点を「空が近いこと」と答えてくれたのが奥様(36歳)です。以前、暮らしていた賃貸マンションでは、あえて窓を開けて空を見ようという気持ちにはならなかったそう。
「リビングの窓際で下の子と積み木やブロック遊びなどをしているときなど、ふと顔を上げると空が見えるんです。きれいな青空だともっと嬉しくなりますよね。部屋も明るいし、お日様のおかげで冬でもあったかなんです」
月や星も身近になり、お月見も楽しみました。中庭はHさん一家にとって自然との懸け橋になっているようです。
新居で暮らして10カ月。この間にお嬢さんに変化があったと奥様は言います。
「マンションでは折り紙など、静かに遊ぶことが多かったのですが、いまは家の中も走り回れるし、中庭では縄跳びやシャボン玉も楽しめる。下の子もおねえちゃんと追っかけっこしたり、ふたりとも身体を大きく動かして遊ぶようになりましたね。お外が大好きなんです」
お嬢さんも新しい家が「楽しい」とニコニコ顔で答えてくれました。お友だちもたくさん遊びに来るそうで、2階にある子ども部屋は子どもたちの笑い声で溢れているのです。そして、近くに住むご主人と奥様のおじいちゃん、おばあちゃんたちも顔を見せにきてくれる、笑顔が集まる家になりました。
さて、H邸では庭と玄関先には同じエゴの木が植えられています。初夏には白い花を咲かせてくれます。子どもたちとともに大きく成長しながら、ご家族のみなさんを楽しませてくれるでしょう。
この家を建てたプレミアムパートナー
株式会社タイコーハウジングコア 大阪府東大阪市鴻池本町6-32 Tel.0120-01-8500
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