ずーっと興味のあったフォトブック。今までほとんど写真を撮ることもなく、思い出に残しておきたい旅行などもしたことがなかったのでご縁がなかったのですが、夏にLondonに行った時の写真は宝物。なにせ初めての海外、しかも10年以上夢にみたLondonだったので、撮った写真の数は何千枚…。ということで、今回人生初のフォトブックを作っていただきました。

作り方はとても簡単。インターネットで会員登録ページ上でアルバムのタイトルを決定写真をアップロード主役になる人を決める表紙候補の写真をアップロード完了！

写真屋さんに行かなくても簡単に出来るのは魅力ですね。

・・・と、ここまではとても魅力的なのですが・・・アルバムに関しては私の個人的な意見を正直に書かせて頂きます。





まず表紙がこちら。なのですが、表紙のパターン（柄）が数種類あるのですが、どれもデザインが100円均一のフォトアルバムのようなイメージと言えばわかりやすいかもしれません。ここのデザインがもっとシンプルでも上品なパターンがあったりすれば良いのに、と思いました。私が選んだのはこの表紙も、おじいちゃんのズボンの色みたいです。





最低でも60～70枚の写真が必要、とのことでしたので、確か100枚くらいの写真をお送りしました。それをプロの方が選別し、何をどこに配置するかなどを決めて頂くということだったのですが、最初に家族皆で見た時に「えっ？この写真がここ？」「なんでこれが大きいの？」「逆になんでこんな綺麗な写真が小さいの？」と疑問だらけ。写真の割り振り方や配置に違和感を感じずにはいられないんですよね・・・なぜか。





うーん・・・なんでこのぼやっとしたハロッズの写真が1ページにどーんとくるのか・・・。小さく載る分には絶えられるクオリティですが私のデジカメって機能が良くないのでこんなに大きく載せると画質が荒くて全然綺麗じゃないのです。そういうことも含めて選別してくれるのではないかと思っていたのですが・・・





こんな名も知れぬ建物がどーんと2ページに渡っています。しかも特に綺麗じゃないという・・・。

つまり、「プロ」の手に任せるということは、こういう問題が起きても仕方がないとゆだねることなんですよね。何を綺麗と思うか、何に思い入れがあるのか、どの写真が気に入っているのか、ということを重視したければゆだねてはいけないし、逆にゆだねるということは自分の好みに仕上がらない可能性を了承しているということなんですよね。

なので考えてみれば仕方がないことなのですが、ここに掲載したページ以外のページも「なんでこの写真がこんなに大きく・・・」とか「せっかくの写真が小さくてよく見えない」「暗くてなんだか分からない写真が大きく掲載されている」なんていうのもありました。顔写真などが含まれるのでここには掲載しませんが・・・。

おそらくコマの割り方もちょっと変わっています。大きな写真と小さな写真のサイズの差も激しくて、大きいものはどーんと載るのに小さいものは細々、ちまちまと載っています。もう少しレイアウトが工夫されると素敵になりそうなのにもったいないなぁと思ってしまいました。





それからこの裏表紙のロゴ。うーん・・・。センス。

アルバムを作って頂くまでの工程はとても簡単で手軽なのですが、残念ながら仕上がりが私の趣味には合いませんでした。もう少し洗練された雰囲気になればこの手軽さも相まってこちらにお願いしたい！と思うお客さんも増えるはず。

実際100枚程の写真を選ぶのは結構大変で、どうしてもクオリティが低いものなども混じってしまいました。それは私が悪かったのかもしれませんが「プロがベストな写真を選びます！」と書かれていたので、まさか暗いものやぼやけたものがあんなに大きく載るとは思いませんでしたうーん、認識の違いなのかなぁ。

ということで、私はやっぱり1枚ずつ現像した写真を自分で買って来た素敵なフォトアルバムに入れて眺める方が合っているかも。コンセプトは魅力的なのでちょっと残念でした。



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Nicole 　 2012-09-13 18:33:58 提供：株式会社シグナル