濃厚な味噌が舞昆の出汁でまろやか～に、田楽風、
なたべる舞昆みそです♪
またまた舞昆のこうはらのアンパンマンこと冨永さんがやってくれました。
さっぱりとしながらも濃厚なたべる舞昆みそ！
あなたならではの食べ方を大募集です！


さっぱりぺロリ！いろいろ使える！？
このたべる舞昆みそ、濃厚なんだけどまろやかで後味が不思議とさっぱり。角がなくてやわらか～いお味。
私もすっかり気に入って生野菜につけてばりぼり食べてます。ボールに山盛りもぺロリです。
でもでも従業員の中にはご飯にかけるのが絶品！という声も。
色々な食べ方があるようで・・・・ぜひぜひいろんな食べ方試してみたいところです♪
作ってくれたのはおなじみ舞昆のこうはらのアンパンマンこと冨永さん。
さっすが頼りになります♪


魔法の！？昆布発酵エキス
複数の果物や昆布を発酵させてつくる発酵塩昆布舞昆。
基本的に舞昆は煮汁がなくなるまで炊きあげて、
全ての旨味と養分が昆布に再吸収されるまで炊いちゃうので、
"煮汁"ってものは基本的にでないんです。
でも作業の合間に、ほんのちょぴーっとだけでるぶんがあるんですよ～。
貴重も貴重。体にいい成分も豊富。
発芽玄米や桑の葉の滋養まで詰まってますからね。昆布のミネラルもたっぷり～♪
それになにがすごいって、この煮汁。どんなものでも煮汁を加えると味がまろやか！になるんです。
昆布の旨味がぎゅうっと濃縮されて、様々な果物の甘みが折り重なっているからなんでしょうか。
味が足りていないところを補ってくれるみたいで、味が柔らかになって、
口の中でじわ～っと広がるようになるんですよ。

その貴重な煮汁を使って、なにかあっといわせるような商品を作ってみるように、
と言われた冨永さん。大大抜擢！
でもプレッシャーは相当だったと思います。実際に炊き場にはいって長時間かがみこみながら、煮汁がなくなるまでじっくり舞昆を炊いているからわかるんです。どれだけその煮汁が稀少かっていうことが。
悩んで悩んで、悩みすぎて、大好きなご飯も喉を通らなかったくらいだったそうです。
ご飯10杯くらいお代わりするのを5杯で済ませたとかで。
このままじゃ倒れちゃうかも、と見かねた上司が
「お前味噌が好きだったよな～今度みそ工場に見学行くからいってみるか？」
と声をかけたんです。
塩昆布と同じく日本の伝統食品である味噌の作り方から新しいヒントも得られるんじゃないか
とも思ったみたいです。


潜入天然味噌工場
天然味噌工場での素晴らしき出会い
そこのお味噌は天然醸造にこだわってます。
設備が発達した今は機械とかに頼れば短い期間でお味噌を作れます。
でもそれじゃあ、お味噌のふわっとした旨味や香ばしさは醸し出されない。
朝に頂くお味噌汁口に含んで鼻に抜けていく香り、じわ～と胸にひろがる温かさだとか
しみじみとする優しい味は、四季の移り変わりの中で
じっくりゆったりと育て上げた味噌だからこそ生み出されるものなので、
昔ながらのやり方を貫いているんです。

さぁその”こだわり”を持つ工場にやってきました！

げっそりしていた冨永さんも、味噌のたまらん香りが漂ってくると、
ふっと顔をあげて、その目が輝いてました！
足もあれ、倒れそうになってたんじゃないの！？と疑うくらい
追いつくのが大変なくらい早足で……欲望に忠実すぎですってば。
ってあの大きい音はお腹の音ですね！？

まあ私も負けず劣らず早足になってましたけど(笑)
それくらいいい匂いだったんですよ～
もうね、工場の外からこんなだったから
味噌だるを開けた時のめくるめく瞬間といったら！
ふわっと豊かな香りが湧きだして、甘い匂いがもう
胃袋を揺さぶるんですよ。お腹が大合唱ですよ。
つやっと輝く味噌に涎もたれそうになるもの……これを
さばの味噌煮に肉みそに、いやいや味噌汁、でもやっぱり待ちきれない！！
食べたい、なんでもいいから食べたい！
思わずふらふらっと誘われそうになった時、
おんなじように茫然としていた冨永さんががばっと顔をあげまして、
味噌職人さんが見つめるなか叫んだんです！

「味噌と舞昆の発酵コラボや～！」

と。そこからはもうすごかったです、一世一代のプロポーズもかくや、
びっくりしている味噌職人さんを口説き落として、味噌と舞昆を
コラボさせる話をすすめていました。上司も苦笑してましたよ。

でもたしかに相性抜群なんですよ。
舞昆も味噌もどちらも発酵食品。
しかも昆布の佃煮である舞昆は、味噌が体にいいことをヒントに、
発酵っていうアイデアを得たんですから。

初めは戸惑っていた味噌職人さんものりのりになって
「面白い、やってみよう！」と二人はがっちり握手を交わしたのでした。


じっくり熟成された味噌を一樽、炊き場に持ち帰り、
醤油やみりんなどの調味料を加えて、
ゆっくりと煮立たせる……工場で蓋をあけた時以上の
えもいわれぬ、かぐわしい香り。食欲がそそられて・・・・
体力が落ちているはずの冨永さん、すっかり目を輝かせて、
腰を入れて炊き上げていきます。
そして貴重な煮汁を注ぎ入れてまた炊いてじっくりじっくり。





ふわふわいい匂いが漂い出して、釣られて職人さん達が冨永さんを取り囲みはじめました。
職人さん達の中には弁当を片手にしている人も……

一口味を見て、出来たーっと冨永さんがガッツポーズをした瞬間、
もう皆さんも一斉に試食
「ぼ、僕の分～」と
輪の中から悲鳴を上げていた冨永さん、ご愁傷さまです・・・・・


私はといえばちゃっかり、お野菜にかける分いただいちゃいました♪
たまらんですよ～お味噌の旨味がね、 まろやかに深まってるんです。
調味料も既に合わさっているから普通のお味噌よりもお手軽に使えそう。
麻婆豆腐に入れて和風に仕立てるのも良いかも！
可能性は無限大、妄想が広がって・・・広がって・・・
あー・・・、私一人の想像では限界が・・・食べ方を伝えきれません・・・
ここは味わって頂いて、食べ方を見つけて頂きましょう!
・・・けして私が知りたいだけじゃないですよ?(汗)

貴重な煮汁と天然味噌が溶けあったお味～皆さんの分をしっかり確保してきました。
是非是非食べてみて、新しい舞昆みその食べ方を発見してください♪
もし、これだ!と言うのが見つかれば、紹介してもらえると嬉しいです。
美味しい食べ方、みんなで共有して美味しく味わいましょう!