「足りなくなったら困るから……」という思いが根底にあるためか、日本人は老後資金を取り崩して使うのが苦手。しかも、医療費と介護費についてはついつい多めに見積もりがちだ。　確かに高齢になればなるほど病のリスクは高まっていくが、過剰に備えすぎているケースが多いと指摘する。　「大病を患った場合には高額療養費制度の適用を受けられますし、意外と医療費の自己負担は重くないのが実情です。それに、年齢を重ねるにつれて次第に行動範囲も狭くなり、おのずと日々の生活に充てる費用も少なくなってくるもの。こうして浮いた分を、もしもの場合の医療費や介護費に回せるようになるのです」　すでに医療保険に加入していればなおさら備えは過剰になりがちで、むやみに警戒しすぎる必要はないのだ。深野さんはさらにこう述べる。　「先々で要介護状態になった場合のことを心配する人も少なくないでしょうが、自宅を売却して工面した資金を有料老人ホームの入居一時金に充てるという発想もあります」　加えて、最近は入居一時金不要で月々の負担も割安なホームも増えてきた。介護のための備えについても、あまりにも多額の費用を見積もっておくのは考えものだろう。■医療費と介護費は２つに大別して頭の中を整理　それでも不安を払拭しきれない読者もいるだろうが、深野さんは次のようにアドバイスする。　「医療費と介護費に関しては、必要不可欠となる『かかる費用』と、自分の意思で増減可能な『かける費用』とに区別して見積もってみましょう。こうして頭の中を整理できれば、どの程度の資金をプールしておくべきかを把握できるはずです」　たとえば、保険診療の自己負担分は明らかに「かかる費用」であり、通院のための交通費（タクシー代）なども該当するだろう。　その一方で、医療費抑制という国策を踏まえて入院日数は短くなってきているし、医療保険でカバーしているケースも考えられるので、さほど多額の費用を見積もっておく必要はなさそうだ。　これらに対し、「かける費用」の典型例が差額ベッド代（大部屋ではなく個室を希望した場合の費用）だろう。　また、「○○病の名医に診てもらいたい」などといったこだわりがあってわざわざ遠方の医療機関を訪ねる場合も、こちらに当てはまる。特にそういったことを考えていない人なら、「かかる費用」に若干のプラスαで準備万端と言えよう。　介護費についても、ほぼ同様の考え方でＯＫだ。介護保険という公的な備えでかなりの部分がカバーされており、誰しも「かかる費用」については案外少額となってくるものだ。　しかしながら、有料老人ホームへの入居などでより快適な居住環境や待遇を求めれば、それだけ「かける費用」は多額となってくる。予算とニーズ次第で、「かける費用」にはかなりの個人差が生じるわけだ。★★知らないとソン！★★　100万円が９万円で済む高額療養費制度　実は、健康保険は大病を患った場合も助け船を出してくれる。高額療養費制度と呼ばれるもので、一定額超の医療費を負担したら、その分が戻ってくる。月々の給料（標準報酬月額）が53万円未満なら、たとえ１カ月に100万円の医療費がかかっても、本当の自己負担は９万円弱で済む。●１カ月に100万円の医療費がかかったときの自己負担［標準報酬月額53万円未満］８万100円＋（100万円－26万7000円）の１％＝８万7430円［標準報酬月額53万円以上］15万円＋（100万円－50万円）の１％＝15万5000円　--------------〓舞昆のこうはらさんのたべる舞昆みそ丸いプラスチックケースに入ったお味噌。田楽味噌のような甘いお味噌です。でもただのお味噌ではない。果物や昆布などの発酵エキスが入っているから一味違うんです。香りがまた良いこれを、野菜サラダのドレッシング代わりにしても美味しい。蒟蒻を湯がいてつけても美味しい。今が旬の秋刀魚に合わせても美味しい。ハンバーグのソースにしても美味しい。何にでも合うんです。味を引き立ててくれ、旨さ倍増と言った方がいいかな。だから直ぐになくなっちゃいます。注意すべきはケースにそのまま入れておくと、一旦開けてしまうと蓋を持ってしまうと蓋とケースが再利用できないと言うか、中身、こぼれちゃいます。容器は移したほうがいいですね。このこうはらさん、良いお話があり、お店の方の人柄が温かそうでとても心に染み渡ります。人と人とのご縁、お味噌の美味しさ、是非、お店を訪ねてみたいものです。ごちそうさまでした。天然酵母が育てた贈り物　舞昆ファンサイト応援中

miu 　 2011-10-13 15:05:02 提供：株式会社 舞昆のこうはら